注意点
- 設定から「レンズなしレリーズ」をオンにしないとシャッター切れないよ.
- 露出過多なのかうまくシャッタースピードが調整されない?ファインダーで覗いた絵と実際に記録される画像の明るさが一致しない事がある.
開放で撮りたくても僅かに絞ったうえで,+3くらい補正してやるとちょうど良い感じ. - 絞りリングはどこまでも動作するので羽根は完全に閉じてしまう.それ以上回すと破損すると思われる.
- 限界まで絞った時,レンズ内に混入したホコリが写り込んでしまう事がある.
分解
ホコリ混入問題については,分解と清掃で問題を解決出来る.
その程度の扱いをして良いレンズ.要は, 細かい事は気にするな って事.
防湿庫?要らねぇwww
コーティングがない以上,カビなんか生えようもないし,万が一生えたところで分解しちゃえばおk.
そもそもホコリがはじめから結構な量混入している.中国の工場で雑に作られてるのだと思われる.
用意するもの.
ゴム板,ブロアー,ピンセット,固い布(これはメガネ用),極小ピンバイス(マイナス),綿棒など(お好みで)
この程度であればゴム板に押し付けてそのフリクションだけで回せる.
極小ピンバイスでこじてストッパーパーツを外す.
くれぐれもレンズを傷つけないように注意.
私は光学系のメンテナンスはプロジェクターの分解で覚えたのだが,コツとしては,
- 清掃に使うのは綿棒などはむしろ逆にホコリの発生源になるので,毛羽立ちのない「固い布」がお薦め.
- アルコールなどを使う場合は,乾燥したあとの「波紋」を残さない様に一筆書きの要領で.
元通りにするのはこの順番と向きで.
右から二番目の固定リングは,「FAR側」に回しきった状態で固定する事.
逆だとフォーカスリングが回らなくなるので解ると思うけど.
まとめ
以上,いかがでしたか?
この値段でこれだけ撮れたらもう抜群に良いでしょ?
次回のこの企画としては 35mm を紹介します.
もちろんさらなる作例と共に.今回は時間の都合上とりあえず手近で撮ってみたって感じなので.