目次
私の電動工具たちとお勧めの改造方法やアイデアなど(前編)
木工などで私が使っている電動工具達とそれを便利に利用するアイデアなどを紹介します.
全景
全景.こんな感じで保存している.
左は以前紹介した自作バンドソー.
反対側.
改造したドリルスタンド,扇風機のモーターを利用した自作の刃物研ぎグラインダー,バイス,アンビル.
以前紹介した直流化した半自動溶接機とグレーチング利用のちゃぶ台式溶接テーブル.
その奥は解りにくいけど砥石類とベルトサンダー.
基本的に2Fでちょっとした作業に使う用で,それ以上の作業が必要な場合は潔く階下の仕事場に降りる.
ただ,溶接機は仕事場に置いておくと湿気で筐体も内部のフラックスワイヤーもサビサビになるのでここに置いている.
SK11(藤原産業)
現在,私がメインで使っているのはSK11の10.8Vシリーズ.
幾つかOEMとしてシリーズ化されており,これは DCM系ホームセンター(ホーマックとかダイキとか) の店頭で現在も売られているもの.
ってゆうかOEMである事を示す情報はネットにもまったくないが,どう見ても同じだし,バッテリーは実際使えた.
機器のラインナップは微妙に違い,SK11にしかないもの,DCMにしかないものがある.
あと,以前はパナソニックからも恐らく海外向けとしてOEM発売されていた様だが,現在は存在せず,情報も失われている.
恐らく設計したのは海外のどこかの会社だろうが,詳細は一切不明.
メインの工具.アングルインパクト(SAID-108V).
日常のちょっとした作業に締め付けトルクが丁度良く,短いビットを付けるとここまで短く出来るので狭い所でも作業しやすい.
基本的にこれと丸ノコがあれば大抵のものは作れる.
この木工用バイス台も基本的にはこの二台で作った.
ただ一つ問題があって,置く時にこの様に平置きになってしまう.
右の様に直立した状態で置けるものと比べて「 さっと手にとれるか 」どうかの違いで作業性が圧倒的に違う.
刃が下に飛び出している関係上,置く時にまっすぐ置けないので,この様なスタンドを作ってみた.
とりあえずこんな感じに掛けてみるが,重量物なのであまり高い所には掛けないほうが良さそうだ.
こいつの問題点は,海外製の丸ノコは全てそうなのだが,ボディの左側に刃が付いている事(左勝手).
これは非常にまずく,万が一キックバックした時に本体が体の外側に逃げてくれないし,刃を中心線としてベースプレートの左側と右側では左側の方が圧倒的に狭く,板の端を切り落とす時などは狭いその部分だけでワークに対して直角を保持せねばならない.
いわば片輪走行の様な状態で使う事になるので,通常の右勝手のものと比べて著しく精度は低下する.
ハッキリ言って右利きでもむしろ左手で使った方が良いレベル .
そこでこの様な直角切り治具を自作すると良い.
これは超お勧めで本当に劇的に精度が改善する.
但し,刃は切れが悪いので B&D のマルチエボ用に変えたほうが良い.
買ってきてそのままポン付け出来る.
ノーマルが刃厚1.5mmに対し,B&Dは1.1mm程度で24Pで切れが良い.
続きます