さらになにかを作ってみる
へんな形のテーブル.
足部分は,すでに出来上がっていた何かの馬?の様なものを流用.
上のテーブル部分も流用だが,元々正方形だったものを,形を変える事にした.
ボール盤用のテーブルだが,手前にある鍛冶屋バイスと干渉するので,L字型に形を変えた訳.
元々ここには三相200Vのボール盤を置いていたのだが,とっくに動力契約は止めており,長らく無用の長物だった.
今回それを廃棄した訳だが,よく考えると,今は100V入力で三相200V出力のインバーターとか手に入る時代なので,再利用は不可能ではなかったかも知れない.
超巨大クランプ
これも,もともとクランプとして出来上がっていたものだが,片側が土間に落ちた状態で何十年も放置されて腐り落ちていた.
なので切除して片側を完全に作り変える事に.
縁は溶け落ちるので注意深く.
塗装して完成.これも,モノタロウの錆止めスプレー(ねずみ)…いや,ローバルシルバーだったか?
最近レストアばかりして錆止めの類を大量に使用しているのでよく覚えていない.
高速切断機カート
これは元々丸のこテーブル(丸のこを反対向きに付けてテーブルソーとして使うやつ)だった.
角パイプが薄すぎて腐り落ちていたので,二箇所アングルを当ててレストア.
足側を平鉄と鉄筋で繋いで補強,タイヤを付けた.
この半自動なら,この様に隙間が空いている様なところでも,空中に橋を作る様な感じで埋めて無理やり溶接する事も出来る.見た目は最悪だが(笑).
(まぁそもそも,錆びて鉄が薄くなってボロボロだった先端部の穴を塞いだりもしているので)
溶接テーブル
これも元々あったものだけど.昔TV台として使っていた台をレストア.
上下逆さまの状態ですでに車輪が溶接されてあり,その後,雨ざらしで数十年が経過した….当然,錆々のボロボロでそこら中腐っていた.
例のごとく,腐り落ちていた部分を鉄板やアングルで切った貼ったして,鉄板部分と溶接.
同じくらいのサイズの定盤(と呼んで差し支えのない厚みの鉄板)もあるのでそっちにしようかとも思ったが,そもそもクソ重すぎるのでこの高さでさえ上(空中)に置きたくない.
それに定盤は定盤で,何かどうしようもなく溶接歪みが出てしまった場合なんかに,定盤+クランプで無理やり矯正する為に必要なので.
おわりに
そんな訳で,HITBOX MT2000II でとりあえず何かを作ってみたレポートでした.
この溶接機は本当にお勧めで,溶接作業が楽しくなります.
特に,炭酸ガスは一度使ったらもうノンガスには戻れないですね.
検討中の方には是非お勧めします.買って損はないですよ!
ちなみに私は,ノンガス版のHBM200も予備機&ステンレス用としてそのうち購入する予定です.
炭酸ガスまで導入する予定がない人にはむしろこっちがお勧めだと思います.
定格使用率はちょっと落ちるけど,40%なら問題ないでしょう.
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