ショアジギマンにとって,投げるルアーの8割以上を占めるであろうメタルジグ.
そのメタルジグ世に数多あれど,大抵はやたらと高い.
しかも,(魚の食い気さえあれば)どれも大して性能は変わらない.
メタルジグでの釣果を左右するのは,使い方であり,狙う場所,操作方法,アングラーの経験であって,ジグそのものの性能は殆んど関係がない(基本的には).
たかが消耗品に,そんな金掛けてられないだろ.
って事で,ダイソーメタルジグでおk.
ただし改造する.が,たかが消耗品に,手間も金も掛けてられない.
なので,やっつけ仕事&簡単に手に入る安い資材で,それなりの効果を得られる方法を開発してみた.
材料.
伊勢尼orチヌ針,カン付きチヌ針+サルカン(小さいジグ用),アシストライン150ポンド,古いPEライン,瞬間接着剤,収縮チューブ,マジック(ピンク,黄色,黒),ホログラムシール,クリアラッカー,ネイルハードナー,etc…
必要な工具は,
タイイングバイス,ボビンホルダー,ハーフヒッチャー(ボールペンでおk),ハサミ,ドライヤー,etc…
こんな感じ.
加工時の注意点.マジックのピンクと黒はネイルハードナーで滲むので,クリアを吹いてからハードナーを塗る事.
マズメ&濁り用のアカキン,澄み潮用のゼブラブルピン,釣れない時のモチベーション維持&初場所でのサーチ用「行ってこいルアー」として派手なアピールカラー,鰯&シラス付きの特化パターン用.
40g,28g,18g,あと軽いやつはダイソーじゃないけど14gと7g.
今後も仕様は変わると思うけど,現状はとりあえずこんな感じで揃えてる.
ジグベイト(旧型)とジグロック(新型)について
ジグベイトはリアバランス,飛距離◎,リトリーブ◎,逆付けでストレートな控えめアクション,フォールはバックスライド.塗装弱い.
ジグロックはセンターバランス,フォールはヒラヒラ.スローアプローチに◎,塗装は多少強いけど目は取れる(共にネイルハードナーでの塗装強化は必須).
どちらが良いかとゆうと,どちらも良い.誘い方によるので,どちらも要ると思う.
重さも 18g,28g,40g 全て必要.その時の風と流れに応じて必要と思われるフォールスピードを得る為に,調整する必要があるから.
デフォルトフックは,絶対にそのまま使ってはいけない.研げばちゃんと尖るから,それなりに使えそうに見える.
しかし,簡単に伸びる.伸ばされて青物を何回もバラしてる(–;; てゆうかエソ相手でさえ伸びる.だからアシスト自作は必須.
かと思えば,今日の弟の釣り友達みたいに,ダイソーメタルジグ&ノーマルフックで,48cmのキジハタ仕留めたりも出来るけど,よっぽど掛りどころが良かった時だけだ.
さて,肝心のコストは…
ジグ本体,塗装変更&強化,アシスト(フロントx2,リアx1)仕様で,実に160~170円である(笑).
ジグパラが安売りで480円くらいなので,実に 1/3 以下だ.
執拗に底を叩くこの釣り,海底の地形が解っている慣れた釣り場なら多少マシとは言え,それでも基本的にはジグは消耗品なので,これくらい安くないとやってられんですな.
大幅に追記しているのでこちらも読んで下さい.
【ダイソーメタルジグ(ジグロック/ジグベイト)の私の改造方法】