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【自作】DIYで格安で作れる空調服の作り方
やっつけですが格安で作れる空調服を考案したので紹介します.
そもそも「空調服とは?」とゆう説明から入るべきかも知れないが,もはやホームセンターでも普通に売ってる普及っぷりなので説明は思いっきり割愛.
こんな服効果あるの?と思うかも知れないが,ハッキリ言って,これからの夏場の屋外作業には「必須」のアイテムです.普通に涼しい.
ただ,職人用のプロ仕様空調服を使った事のある私が断言する.空調服は絶対「長袖フード付き」をお薦めします.理由は後述.
このヤッケ使用の自作タイプは,能力で言えばそれらと比べてもそう遜色はないが,耐久性とファンが簡単に外せない事が難点.
まぁ夏場の釣りとか庭弄り程度には使えると思う.
材料
安物(300円)のヤッケ,余ったPCファン(12V),SK11電動工具のバッテリー(10.8V).
どれにするか迷った.このファンは捨てがたい.ファンコン(回転数を調節する為の可変抵抗)が付いている.
が,そもそも常に全開だろうから,わざわざ調節する事もないだろうとゆう事で不採用.
ちなみに,まともな空調服の場合,利きすぎて寒いので出力を絞る事は普通にある.
加工
まずファンと同程度の直径のなにかのフタなどでマーキングし,円形に生地を切り取る.
そしてガムテープで四角く囲い,フチを「のりしろ」みたいにして内側に巻き込む.
内側にもそののりしろを押さえる感じでテープを貼る.
配線は単に差し込んでるだけ.
バッテリーは胸ポケットに入れた.が,バッテリーの重みで服の膨らみが潰れてしまい,エアフローが極端に悪化する.
効果が半減どころではないので,尻ポケットに移動した.
既製品
安かったのでベストタイプを購入してみた.
ファン1500円,ベスト3000円.
バッテリーは,ファンのコネクタをぶった切ってUSBコネクタに交換し,手持ちの18650自作モバイルバッテリーを使える仕様にしてみた.
ただ,防寒の話なのだが,人体での熱生産の約2割は頭部であり,頭部からの熱の放出は全体の7割に達する.
従って,防寒では頭を覆う事が極めて重要である.
冷却の場合はこれの逆で,頭部を効率的に冷やす事は理にかなっている.
フード付き空調服は,頭部をすっぽりエアポケットで覆う事が出来る.そして頬から風が出てゆく.
この効果は絶大.なのでフード付きをお薦めしている訳.
以上,ファンとバッテリーが余ってる人は作ってみて下さい.
もしくは,これから買う人の参考にでもなればと.