目次
【アジング】デカアジ(avg.28cm)ほぼ完全収束へ〜最近の釣果
遂にデカアジ狙いがほぼ収束したので,釣果をまとめておきます.
釣果
03/31
前回のまさかのメバ1釣果を受けて別の場所の様子見に.
ここは親父が重点的にチェックしていて,たまに爆釣する事もある.
この後,弟の動画チャンネルのせいで人が増えまくったが,これはその前の話.
が,暗くなったらもう食わん.マズメパワーをもってしてもこれだけ.
時間になって通り過ぎるだけで,常夜灯もないし,足を止める要素がないのだ.
04/02
やはりここしかないとゆう事で.
ロッドビルダーの人と定期的に再会しているのだが,作ったロッドの穂先が折れたのはこの日である.
04/03
風はないが濁っていて,潮位も過去最低.
常連アジンガーx2と置きカブのエッサマンがいたが,渋いのでそれぞれx3~5匹くらい.
この日から太刀魚が湧き出した.結局x5切られる.
04/06
相変わらず渋い.常連アジンガー二人ともそれぞれx5くらい.
太刀魚にx2切られる.
こうゆう渋い時はほぼ常に私の一人勝ちである.
そりゃプロアングラー()だからな.
あまりにコンタクト数が違うので,常連がこちらの様子を見に来てメソッドなどを聞きに来た.
「0.6gで潮になじませてドリフトさせて…」と一通り説明する.
しかし,軽すぎて何をやってるか解らないと言うので,終わってから少しだけタックル借りてみた.
PEタックルではあるが,竿の感度も良く,この時の環境にちょうど良いウエイトのジグ単が付いている.
一投目から当たるが,掛からない.四回目でやっと掛けた.
「な,釣れるやろ?」と(笑).これがプランクトンパターンなのである.
その知人は「いつも1.5g開始で(軽すぎて何をやってるか解らないから)まだウエイトあげようとか考える事も多い(笑)」と,自虐的に言っていた.
まぁ一般のルアーマンの腕と感覚ではそんなところだろうが,アジングではそんなんじゃ食い気のある日のマズメのみしか使い物にならんよ.
04/09
アローン,と思いきや,暗くなってから上記の常連アジンガーが来た.
しかし,太刀魚がアホ湧きし,バシャバシャ跳ねてるレベル.
結局 x8切られる.ワイヤー付けると食わんくせに,外すと一投で切ってくる.ほんまにムカつく!
アホらしくなってやめて,最後にPEタックルのほうで太刀魚退治をはじめて一投目で食ったこいつ.
PE0.4(6lb)のタックルで五分以上やりとりし,やっと仕留めた.
エステル0.175(1.1lb)で幾度となくヒラスズキ(最大41cm)やキビレを仕留め,細糸でのやりとりに自信のある私にして,これは獲れないかもと思った.
41cmである.
先日からのデカサバ狙いでは13匹獲っているのだが,全て34~36cmまで.
エステル0.3(1.4lb)ではサバ34cmで勝率80%程度,35cmで勝率50%,36cmになると,エステルではもう獲れない.
魚とゆうのは長さが少ししか変わらなくても体積は一気に増える.従ってトルクも何倍にもなるのである.
こいつが夏に湧く時はハマチと同じ群れで来るのだが,その時はPE0.8で挑む.幾ら渋くても,0.6で,とゆう話にはならない相手なのだ.
青物の中でもサバはかなり引く魚である.同サイズなら恐らくハマチ以上だし,下手するとカツオより引くかも知れない.
さすがに同サイズのカンパチと比べるとまぁせいぜい同等と言ったところだが,一目散に根に入ろうとするカンパチと違って,サバの場合はストラクチャを嫌う傾向にあり,テトラに向かっても自分でUターンしてくれる事が多い.
従って,地形的に角などのストラクチャさえなければ,物理的に限界の細糸でも(やりとりさえ丁寧にやれば)勝てる可能性が高い.
ちなみに,一般的なフロロやナイロンの1号とゆうのが4lbに相当する.一般人の感覚ではこれでも細いだろうし,サバ41cmを1号で獲ったと言えば「そりゃ嘘だ」とアホなエッサマンの仲間に言われるだろうな.
しかし我々プロの感覚では,フロロもナイロンも「伸びてから切れる」ので,エステルとは違ってフロロの0.3(1.5lb)が4lb程度に相当する.切ろうと思っても切れるものではない.
04/14
クソ渋かった.
とゆうより,立ち位置の関係で魚の居ないほうを選んでしまった.
ボコボコ湧いていた外海側でやってたロッドビルダーの人に釣果で負けた.
カニは足元に居たのでなんとなく.
フィネスにやってて太刀魚にx7切られる.
04/17
連日の切られまくりにムカついてワイヤーを付けてアジングで太刀魚狙いをはじめる.
こんな感じ.
ゴーセンの極細ワイヤーを使った自作品だが,ワイヤーが付いてるのと付いていないのとでも,明らかに反応が変わる.
しかし,今日は太刀魚狙いなので,渋いからワイヤーを外そうとゆう話にはならない.とことん行かせていただく.
それも,たかが太刀魚相手にここまでのウエイトチェンジを必要とした.
カラーについては早い段階でクリア系が良い事が解ったのだが,ちょっとでも潮馴染みの悪い動きをすると,アジと同じく一気に食わなくなる.
ちなみに,言うまでもないが,素人のワインドやらでは1000%釣れない.
ちょっと考えれば解る.上記の極細ワイヤーが付いてるか付いてないか,0.2g単位でのほんの僅かなウエイト差でそこまで釣果が違う.そこまでセレクティブな時に極限までフィネスに魚の好みに合わせてやっとこの釣果なのだ.
そもそもからしてベイトサイズも速度感も違うワインドやらに食ってくる筈がないだろう?
太刀魚時期の渋い時に我々がよくやるシャッドテールのトロ引きでも,恐らくはコンタクトは数回程度だろう.
マイクロベイトを食っている太刀魚はアジングだからこそ食ってくるのだ.
アジング以外の一般的なメソッドで可能性があるとすれば,ゼブラグローのスピンテールであろうな.
約二時間にて.
もっと釣れたが,工場の敷地内なので九時に閉門され,明け方まで帰れなくなってしまうので.
足元でボイルが起こったと思ってルアー投げ込んだが,様子がおかしい.
なんと,アクアラング背負った潜水のおっさんだった!
しかも,ライトも付けずに,である.
貝の密漁だったらライトくらいは付けると思うので,魚でも突いていたのか?にしてもヤス持ってたかどうかは定かではない.
人気のない,テトラが険しい真っ暗な場所で,海キワキワまで降りて釣ってて,いきなり海中からおっさんが現れる恐怖.
ちびるかと思った.
合計
日付 | 釣果(カッコ内はリリースなど) | 合計 | アジの数 |
---|---|---|---|
03/31 | アジ(29cm)x4, | 4 | 4 |
04/02 | アジ(~28cm)x10,メバル(27cm)x1 (ガシラx5,ササノハx1) | 17 | 10 |
04/03 | アジ(~28cm)x13,太刀魚x1,(ガシラx6,メバルx2,ササノハx1,豆アジx1) | 24 | 13 |
04/06 | アジx15,メバルx1,(ガシラx4,メバルx1) | 21 | 15 |
04/09 | アジx6,サバ(41cm)x1,(ガシラx4) | 11 | 6 |
04/14 | アジx8,カニx1 | 9 | 8 |
04/17 | 太刀魚x5,(ガシラx5) | 10 | 0 |
本記事連載開始からのデカアジ総計としては205匹.
ちなみに,外道としてはメバルはたまに持って帰っているが,ガシラは基本的に全てリリースしている.
ふと気になったので数えてみたら,この間に釣れたガシラの総数は68匹であった.
調理例
海とゆうのは不確かなもので,次になにが起こるのかは,何年やってても確かな事は断言出来ない.
恐らくはこれでアジもいったんは収束だと思うので他の釣りをやっていく予定だが,また群れに遭遇するかも知れないので,その時は続く…かも知れない.
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