ショアからジギングでブリを狙う現実的な方法(大型青物狙い)

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09日(潮的にしばらく間があく)

日に2~3本の割合で誰かが仕留めている.
アジも太刀魚も食わないので老害エッサマンが一人もおらず,海のルールをわきまえたショアジギマンのみ.
この霧の中,人知れず集った男たちで,あのモンスターに挑む用意が出来ているのは誰だ?
中には「君はまだちょっと早いよ」とゆうやつもいる.
逆に,まだ一本も仕留めた事がないけど「こいつ,次は獲るな」と思わせる風格が備わってきているやつもいる(見たら一瞬で技術レベルが解る.ガチアングラーあるある).
これよりライトなソルトルアーをすべて経験してきて,ありとあらゆる悔しい思いをしてきたガチアングラーが,大勝負を求めて最後に辿り着いた場所がここなのだ.
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この日,マズメ終了後に奇跡的に接近したタイミングで,唯一ヲレだけボイル打ちでメジロに食わせたが,痛恨のラインブレイクorz

10日

激荒れ.昨日あんなに人が居たのに今日は誰もいない.親父はあとから来たが.
遂にド本命,サワラ81cmを仕留める!(が,それは 別記事 です)
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12日

気配はない.先日メジロを仕留めた高校生アングラーと再会.
「今日はあかんなぁ」と言いつつマズメは終了したが,遅くに 300メートル対岸のテトラ際に鳥山発生!!
「間に合わんと思うけど,バイクなんで,行ってみるわ」と告げ,大移動開始.
バイクで湾を大回りして10分後に到着,ベイトボールは沈んでしまったが,そのうちにまた突き上げられて浮いてきて,再び鳥山が発生(拡大したら鳥が見えるかと).
遂に待望の条件が揃う. メジロは確実に射程圏内である! これが「狙って釣れる状況」なのであり,ここに立つ為に必要なのが,データの蓄積と経験の積み重ね(群れの動向の予測)なのであって,居もしない魚相手にやる「アウェイの洗礼ごっこ」じゃないのだよ(笑).
(はじめて行った場所で,この状況に遭遇出来る可能性がいったいどれだけありますか?
あと,船専門の人にも問いたいね.ブリクラスをオカッパリから狙える場所に立った事が何回あるのか==自分の足で魚探した事ありますか?と)
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【一般向け解説】

  • ベイトボール: イワシなどの小魚(ベイト)が大型青物に囲まれ,水面に追い詰められて黒い塊を作っている状況.この日は,青物はベイトを手前のテトラ際に追い詰めて捕食していた.
  • 鳥山: 大型青物と協力して挟み撃ちにしてその小魚を食ってやれと集まってきた鳥達の事.

どちらもその下にターゲットが居る事を示す指標となり,特に鳥山は遠くからでも確認する事が出来るので超重要項目.
私が青物狙いにおいて地磯ではなく,むしろ波止を好むのを意外に思われる向きもあるかも知れないが,それは足場どうこうではなく,主に周辺海域をかなり広範囲に索敵する事が出来るとゆう理由による.
地磯の場合,確かにポイントは良いのだが,状況がハズれればそれまでである.が,波止の場合,魚が居る場所を遠くから観察し,こちらから近づいていく事が出来るのだ.

続きます

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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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