青物狙い.雨ばかりで久しぶりの釣行である.
大潮,昼すぎ,干潮潮どまり一時間後に到着.
まず河口をチェック.防波堤に登った瞬間に視界の片隅でエソのライズを発見.脳内にデータをインプットする.
しかし,いまのところベイトっ気も潮目もないのでこのポイントは保留し,次へ.
土曜日なので最深部の波止場は人だらけ.一人だけルアーマンがいたので様子を聞くが,エソでさえ食わんと.
そのすぐ近く,地磯横のサーフをチェック.反応なし.
ウミウが居るが,休んでるだけで視界にベイトは捕らえていない模様.
通称:プールをチェック.
奥にガシラ狙いの際釣り師が居る様だが,遠くて様子は解らない.
とりあえずジグへの反応はない.
ふむ.ベイトもまったく見当たらないし,水中で触る感触もない.確かにこの辺はダメだな.
波止のほうで誰かが何かを釣っている気配もないし.間違いなく魚おらん.
河口に戻る.
今日みたいな雨上がりのここはあまり宜しくない事が多いのだが,今日に限っては濁りはそれほどでもないし,なにより生命反応がある.
といっても,ベイトが見えてる訳でも,潮目がある訳でも,鳥や漁船が活動している訳でもない.ただ,下見した段階で,偶然エソが一匹跳ねただけだ.
それでも断言出来る.今までの経験からして,今日,この時間,この近辺で,一番可能性が高いのはココで間違いない.実釣開始.
一投目で青物か?!ってくらいの当たり.首の振り方からエソと解ったが.
上げていれば自己最大記録だったかも知れない,50cmオーバーのエソ(半スレ掛かり).テトラに入るし,シーバスロッドでさえいなしきれないファイトっぷり.
玉網が遠かったので抜き上げを試みるも,空中で外れてオートリリース.
内心ちょっと悔しいものの「狙ってるのはこれじゃない…」気を取り直して投げ続ける.
しばらく当たりはない.
何度もエソが水面を割るが,ベイトは見えない.どうやらマイクロベイトを偏食している模様.
いまいちメタルジグへの反応が悪いので,ダイペン等トップウォーター系を投げるが,やはりサイズ的に反応しない模様.
そこで,動きの悪い鉄板系バイブを,コアマン形式のスピンテール+フロントはチヌ針使用のアシスト一本に改造したルアーを投げる.
デイゲームのシラスパターンでは,スピンテールが良いとされている.魚からはテールのキラキラがシラスに見えるから,とされている.
一応その想定で用意していたルアーなのだが,個人的にスピンテールはあまり実績はなく,とゆうより,ルアーそのものも釣り方(ただ巻き)も,ジギングと比べて「なんか素人くさい」ので好みではなく,あまり使ってこなかったので釣れてなかっただけかも知れないが.
続きます