釣り ブリ?デッカンパチ?30lbsガチショアジギ導入を決意した事件

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10投したら交換しようと思って,10投反応なし.が,何か啓示があったのか,11投目を投げる.そして,かつてない当たりが!
先ほどのエソのおかげで,リーダーはチェックして傷なし確認済,ドラグは経験上感覚上のギリギリ設定.
にも関わらず,ユルユルか?!ってくらいの勢いでラインが出る!
あっとゆう間に50メートルは走られ,ライン不足が脳裏をよぎる.信じられん(–;;;ついに本命中のド本命にやっと食わせた,待望のヒットを,ここまできてこのざまか….
しょうがないのでほんの僅かに(1~2クリック)ドラグ締める.
すると….
(↓リーダーね)

あああぁぁぁぁぁぁぁああああああぁぁぁぁぁあ!!!
この切れ方はいったい?河口だし過去の実績から根はない筈(いやでも遠投しても届かない沖まで走られてるから解らんけど).擦った様に見えなくもないが,だとしたらもっと上からチーズみたいにささくれるし,なんかちょっと違う.伸びて切れた?いやだとするとスプリットリング際でバッツリ切れるよなあ?謎だ.
ってか,いままでココでメジロ逃したと何回か言ってるが,あれでさえ小物に思える,明かにブリ以上.とんでもない走りっぷり.かつてない,最大の,最大のチャンスだったのに!!!!

五分以上茫然自失.
もう釣りをやめて帰ろうかとも思った.
が,群れで入ってるかも知れないし,まさかのセカンドチャンスを期待して投げる.
解ってる.一回の釣行では,ふつうは一回しかチャンスがないものだ.
それさえもない事もある.だが,そもそもこの釣りでは,良い日,良い環境,良いポイント,良い魚の反応(食い気)に当たる事すら貴重なのに,ターゲットとなる青物の回遊が射程距離に入ってくる事など,年間通しても本当に数えるくらいしかない.釣りの腕以前に,チャンスそのものが絶対的に少ない.だから,どんなに心がへし折られたとしても,いまこの時点では諦める事は許されない.
かなり良サイズのエソをゲット.が,今日はもう魚を殺す気になれない.そりゃそうだ.
エソでさえ釣れる事がいかに有難い事か.産卵前だし,海に敬意を表して,今日釣れる魚は全てリリースを決意する.

全体的にジグへの反応が悪い.
14グラムで超スローに誘ってなんとか食わせられるレベル.
だが,やはり青物はもう射程内から去ってしまった模様.
この子もリリースしたかったのだが,助からん掛かかり方をしていたので,〆て食糧に.

勝てなかった.
この時を待ちかねて,常に勝負の準備はしていた.
ここに狙いに来たのは,今シーズン15回目くらい?
だが,しかし,振り返ってみても,不備はなかったと思う.
リーダー20ポンド,メインライン16ポンド,ラインは釣行毎に毎回傷の有無をチェック.このタックル全体としては,バランスが取れている組み合せだと思うし,焦った訳でもないし,リーダーが傷ついていた訳でもフックに不安があった訳でもない.

自分でガイド交換した竿に改良&調整したリール,本来想定されたアクションとしては失格で切り捨てるべきルアーを別物に改造して取ったヒットである.
ただ単に,ラインを出されるだけ出されて,最後の勝負に賭けるしかない所に追い込まれて負けた.つまり,このタックルで取れる魚のサイズを(運悪く)超えていた,としか思えない.

もう少し小さければ?うん,捕れていたと思うよ.この前のサゴシみたいに.ただ,掛かる魚のサイズは選べない.
ドラグ限界ギリギリ設定で,120メートル+70メートルのラインを,いとも簡単にあっとゆう間に出して,ドラグの作動音を出す爪を破壊していった….

それでも,メンテナンスと調整をした機関部にはなんの問題もなく,このファイト後でもギアズレもなく,滑らかさも変わらなかった.シマノ最安リールは大したものだ(BB追加しまくってるけど).
ただ,敗因としては,ドラグ力が足りずに魚の突っ込みを止める事が出来なかった.だからこれを改善し,ドラグに応じてラインを太くするしかないと思う.

確かに,ラインが細くても,ドラグを出してファイトすれば獲れるとゆうのは,ある意味ではその通りなんだけども,今回に限っては,相手が相手だけに当てはまらない.時間を掛けようとして,勝てなかったのだから.
だから,タックルを強化するしかない.ただただもう,腕もクソもなく,力勝負でタックル任せに獲るしかない.あのモンスター相手にはそれしかないと,結論が出たよ.

天下無敵,世界一と信じている戦艦でも,時代の進歩にはおいていかれる.
不滅のものなどない.それが解っただけでもめっけもんだよ.
負けて学ぶ,ここはそれで行こうじゃないか.
— 山本五十六

追記:
同等のラインシステムで70メジロを,根の荒いテトラ場で完全余裕でいなしきった
(けどアゴ掴んでオートリリースにはなってしまったがw).
70メジロでさえその程度なのに,この時のこの魚は,まったくの格からして違う走りっぷりでした.
のちに18lbsで掛けた83ブリやらでもそうなのだが,ブリ系はデカイと「なんとゆうか走りが鈍重」なんですよ.スプールの出方もせいぜい「ジャーーーーーー」でしかない.
それがこの時はまるでターボチャージャーの如く「ギューーーーーーーン!!」ですからね.マジで煙出るかと思ったくらい.実際ドラグのツメ壊れたし.
逃した魚は大きいとは言うが,今冷静に考えても,あれはデッカンパチかマグロだったと思われます.消去法で言えばそれ以外にないからね.
だとすると…もし仮に30lbsだったとしても勝ててたかどうか,非常に疑わしい.
ここいらでは極々稀(十年に一度くらい)に,キメジが接岸してお祭りになる事があるのでね.

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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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