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私の電動工具たちとお勧めの改造方法やアイデアなど(中編)
木工などで私が使っている電動工具達とそれを便利に利用するアイデアなどを紹介します.
注: この記事は 私の電動工具たちとお勧めの改造方法やアイデアなど(前編) の続きです.
ブラックアンドデッカー
インパクトとドリルドライバ.
これは古い12Vだけど,同じ外観で14.4Vのものもある.
古いわりに締付けトルクも高く,手元ライトと残量メーターが付いていてお気に入り.
重さはまあ…我慢するしかない.
古いものなのでニッカドバッテリーはもちろん死んでいるが,Amazonなどでニッケル水素化された互換バッテリーが今でも手に入るのがある意味凄い.
一つは互換バッテリーを購入したが,死んだやつも捨てるのが勿体無いのでリサイクルする.
単三ニッケル水素電池をこの様に搭載する(温度センサーを壊さない様に注意).
充電してみる.発熱しないか十分テストする事.
取り出せる電流が小さいので純正に比べてやや非力だが,十分使える.
2020追記: セルが死んだ純正バッテリーを新たに手に入れたのでケースを再利用し,電池を詰め替えてみた.
純正充電器の急速充電だと発熱するので,昇圧モジュールを使用し,トリクル充電器を制作した.
USB5Vから13.5Vくらいに昇圧しているだけである.
新興
これも古い12Vニッカドバッテリーの新興のインパクトドライバー.
この二台は OEM らしく,どちらも形は同じだがメーカーが違う.
さらには製造会社も違うのだろう,部品の組み換えは微妙に効かなかった.
設計は同じだが,使用した金型が違うものと思われる.
この有り様.
これでも半分以上のセルが生きてるのがある意味凄い.
単三ニッケル水素に置き換える.
何故 subC ではなく,単三なのかとゆうと,値段が安いから.
高い subC を買うくらいなら互換バッテリーそのものを買うが,この機種に関してはもはや互換バッテリーも存在しないので入れ替えるしかない.
銀色の温度センサーを壊さない様に注意.
本体は問題ないのに,バッテリーが死んでいるせいで捨てられた電動工具が日本中でどれだけ存在する事だろう?
私は違うぞ.
もう一つのバッテリーパックは温度センサーが再起不能だったので,充電器を騙せない.
なので再生を諦め,この様なシガーソケットアダプターとした.
私が今でも12Vの電動工具を使い続けている理由として,この改造が出来るからという点がある.
壊れた方のインパクトを後述のドリルスタンドに採用したのだが,グリップ部分が余ったのでワークライトに改造してみた.
なお,新興の12Vシリーズには種類があって,
- 15分急速充電が可能なBPS-120
- それの改良(?)版で温度センサーが省略され,急速充電が不可能なBPS-120A
がある.インパクト本体に対しては互換性があるが,充電器はそれぞれ専用となる.
さらに,爪の形が違う(削れば使えそうだけど)本体非互換と思われるBPS-120Bとゆうのもあってややこしい.
続きます