ドリルスタンド
サビサビでものすごく固着していたドリルスタンドをレストアした.
サビで塗装が浮いてしまった部分などはビアンキのタッチアップ塗料で修正.かなり色が違うが気にしない.
このドリルスタンドは今でも高儀などから OEM 販売されているが,レビュアーの評価は低い.
しかし,左側の深さゲージ部分に0.5ミリ程度のアクリル板を貼り付け,右側のシャフトにもワッシャーを一枚入れると,ものすごく高剛性で高精度なものになる.
上記の新興のインパクトにこう装着.
紙のシムを巻いて微調整.
無理やり装着.本来は振動ドリルなどを掴むように出来ているが,余っているものを有効利用する.
6.35mm 用のチャックも余り物.
トリガーのスピードコントロールが壊れていて修理不能だったので,破壊改造する事にした.
バンドソーでグリップをばっさり切断.
アルミのベースがバリむき出しで作業机に傷がつくので,安定性向上も兼ねて土台を作った.
バッテリーホルダーをこう 悪魔合体する .
直角具合.
ただインパクトの6.35mm軸はワンタッチ取り外し式の為,ドリルドライバに比べて,圧倒的に遊びは大きい.
このため,他の部分の剛性は高いのだが,回転させるとチャックのガタのせいでブレブレになる.まったく使えないレベル.
この問題を解決する為に手元にこの様なスイッチを付けた.
例えばボール盤は回転させてからドリルを下降させるが,インパクトでドリルビットを使って穴を開ける場合,普通は刃先を接地させてから回転させる.
だからチャックにガタがあってもコマの原理でブレは起こらない訳だ.
このスイッチはその動作を再現する為のもの.
さっきの悪魔合体は冗談で,SK11の10.8Vバッテリーをここにこう搭載する.
刃を接地させてから手元スイッチで回転させる.
この改造でボール盤と同程度の使い勝手と精度になった.
端材で端子を作ってSK11の10.8Vバッテリーに突っ込んでいるだけ.
満充電で12Vくらいあるのでパワーは純正に比べてもまったく遜色はない.
2020追記: BDのバッテリーを使える様にしてみた.
この様なホルダーを制作する.
基本的には以前マキタで作ったものと同じ.ちなみにあれは今はマキタからHiKOKIへのアダプタとして使用している.
ここはカプラーとして残した.つまり,SK11のバッテリーとどちらも使えるとゆう事.
長くなるので 次回 に続きます.
誰かの参考になれば.