100V専用アーク溶接機 MYYWELD MWA-200 の紹介
100V専用アーク溶接機 MYYWELD MWA-200 送料込み約\7kにてアマゾンで購入.
前からこの手の超小型のMMA溶接機が(玩具として)欲しかったのだが,私の場合手棒は殆ど使わないので,使わないものに\10k-以上とかちょっとないなと思ってて….
こいつは激安のよく解らん怪しいやつとはちょっと違ってて,まぁ安物なんだけど,その割には付加機能が色々付いてるので,値段的には満足かな.
質感は,ハッキリ言って良い.MWM-175 は外装の鉄板がほんとにペラッペラでひん曲がるし,シボ加工された様な塗装でチープ感丸出しなのだが,こいつは肉厚の鉄板で塗装もちゃんとしている.
フロントパネル.カレント,ホットスタート,アークフォース,スマフォ等充電用のUSB-A出力(笑).
う,うーん….アーク維持出来ん.
アークフォースノブ調整.一応なんとかビード引けた.
被膜取ってみる.
出来るんだけど,今回は溶接棒がさすがにダメかな.
こいつなら素人でもアークスタートは100%可能!
電圧設定そのままだったのであっという間に一本溶けてしまった(送りが間に合わずにのたくった感じ).
まともな棒が手元になかったのでこれ以上の試用は出来なかったが,結論として,超小型のアーク溶接機としては普通に良い.
恐らく 棒は2.0mmが最適 で,低圧用ならなお良いと良いと思うが,2.0mmでさえあればフツーのコスパが良いやつでも問題ないかも知れない.
所有しての満足感は,質感の高さもあって,MWM-175 よりもむしろこちらの方が高い気がする.
溶接品質問わず,ちょっとだけ溶接したいという場合なら,ノンガス半自動よりもさらに手軽でさっとどこでも溶接出来るという点で,MMA専用機はアドバンテージがある.
MWM-175とこれ,どちらを残すかと言われれば,私なら迷わずこちらを残す.
2025/06追記:
30年前の湿気った溶接棒では満足に使えなかったので,SUZUKID Z-3 2.00mmを買ってテストしてみた.
結果,全然違ったorz 普通にビードが引ける!
一応,古い溶接棒もその都度それなりに乾燥させて使ったのだが,新品Z-3と比べると,アークスタートからしてまともに出来ないと言わざるを得ない.
という訳で,だいぶいい感じに使えるのでテストしまくった.
テストピース芳一(歴代の溶接機達で使ったテストピースをくっつけたオブジェ)の余った部分にさらにビードを引く(笑).
それぞれの板厚で.
言うまでもないが,120~130Aというのは,中華基準の自主申告なので….
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