目次
ウッドガスストーブの紹介 WILD STOVES WOODGAS STOVE MK II
ただの焚き火用の缶だと思ってはいけない.
焚き火の様な大量の燃料を必要とせず,焚き火の様な不快な白煙もほぼ出ない.
燃料はそこらに転がっている ごく少量 のただの木っ片で良い.
つまり,ガスや液体の燃料を必要としないのに,ちゃんとした調理用の燃焼器具と呼べるだけの性能を持っているのである.
動作原理:
- 筒が二重になっていて,下のほうにある外側の穴から,温度差による自然対流を利用して外気を取り込む.
- その空気は上昇気流により,上方の内側の穴から吹き出し,木材から発生した燃焼ガスと反応して完全燃焼する.
左:Wild Woodgas Stove MkII / 右:Wild Woodgas Stove Budget Model
(どちらも非オーセンティック)
組み立てた状態.
後者を初期型としているサイトもあるが間違いかと.
公式サイトでは後者が廉価版としてあとから発売された事になっていた筈.
スポンサーリンク
Budget Model
特徴: 鉄板が分厚い分,MkII より丈夫でやや重い.五徳の使いやすさが改善されている.
燃焼方法には二種類あって,まず燃料を詰め込んでしまい,上から火をつける方法と,先に火を付けてしまい,あとから燃料を継ぎ足していく方法がある.
前者のほうが正統派.理由は, きっちり二次燃焼 するから.燃料が上にはみ出していると不完全燃焼して煙が出る.
続きます