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禁煙またはタバコ代を格安にする方法(その1) ヴェポライザー
自作と工夫でタバコ代を最大1/100くらいに．そしてより健康的に．
どうやって格安にするの？
自作するからです．
好みと目的に応じて，幾つかの方法があります．
- ヴェポライザー:
タバコ葉そのものを使用．バッテリーで加熱．
シャグ(手巻タバコ)，キセルなどのタバコ葉，または葉巻を短く切断したものなど． - 電子タバコ(VAPE) + ニコチンリキッド:
リキッドと呼ばれる粘度の高い液体を電熱線＋バッテリーで加熱．
リキッドにはタバコ味をはじめ，様々な味がある．リキッドを自作する事も出来る．
煙(水蒸気)源となるリキッドはグリセリンベースで，必要であれば精製された液体のニコチン(個人輸入する)を加える事が出来る．
グリセリンと香料のみでニコチンを加えない場合でも，タバコの「喉にくる」要素(スロートキックという)をメンソールで代用するとよい．
今回はここではヴェポライザーを扱います．VAPE については次回以降に紹介する予定です．
いわゆる加熱式タバコについて
現在，市販されている以下の加熱式タバコの仕組みとしては，
- アイコス，グロー → ヴェポライザー
- プルームテック → VAPE + ニコチンリキッド
に近いと言えるでしょう．
どちらも火を点ける従来のタバコよりははるかに安全で，コンビニなどでも簡単に買えるけど，税金が掛かっているので結局はタバコと同じくらい高い．
どちらも自作出来ます．
タバコ(シガレット)の害
ありとあらゆる有害物質が含まれています．
キセルやパイプ煙草，葉巻のようなタバコはより純粋ですが，趣味性が高く，そもそも喫煙する為に技術が要る．
半面，シガレットはニコチン摂取の為に存在する様なもので，誰でも買ってきてすぐに吸える様に出来ています．
技術不要にする為に，防腐剤，保湿剤(タバコ葉は乾燥しきっているとイガラっぽく不味い)，燃焼剤，香料，その他諸々．まあ色々入ってます．
一説では含まれる有害物質は4000種類とも言われている．
ヴェポライザー
仕組み
タバコ葉そのものを200度前後に加熱してニコチンを気化させます．
この温度ではタールは発生しないので，火をつけるタバコに比べて害ははるかに小さく，タバコの旨味だけを取り出す事が出来る．
一般的に，一度の加熱で数分間は吸えます．
シャグの入手
あなたが今喫煙者であれば，現在吸っている市販の紙巻タバコを1~2cmに切って使う事も出来ます．
但し，それでは先ほど述べたように，有害物質を絶つ事は出来ませんね．
確かに，一本を何回かに分けて吸う事が出来るので，経済性は多少改善します．しかし，税金がどっさり上乗せされている事に変わりはない．
その銘柄の味にこだわりがあるのであれば，最初はこれで良いと思います．
しかし，そもそもヴェポライザーで吸ってる時点で味はもう変わっています．恐らくはるかに旨い．
多くの人はヴェポライザーなどの加熱式タバコに慣れるともはや従来のタバコには戻れないと言います．
そこで，シャグの登場です．
これは，タバコを自分で手巻きしたい人の為のもので，だいたい500円でどっさり入っている．
シャグや葉巻，キセル葉などはタバコとは法令が違うので税率も違い，そして法令が違うが故にタールやニコチンの表記もありません．
(ニコチン濃度はヴェポライザー本体の温度設定で調節出来ます)
あなたの街のタウンページで「葉巻，パイプ煙草，キセル，シャグ」などのキーワードで検索してみて下さい．
アメリカンスピリット，チェ，コルツなどが代表格です．
これらには，オーガニックな農法で栽培されたタバコ葉を使い，添加物や香料を使っていないバージョンがわざわざ用意されていて，タバコの本来の純粋な味を楽しめます．
運が良ければ店でサンプルが手に入るでしょう．
店舗で無料で入手出来たシャグのサンプル達．
お勧め機材
現時点では「パスファインダー」が良いでしょう．
VAPE の様に液晶表示が付いていて温度設定がきめ細かく出来ます．
ハーブスティックなどの従来タイプは，何段階にしか出来ません．
シャグをカートリッジ化して外出時に使いやすくするために，アルミのパイプ状のものが売っています．
これはホームセンターなどで売っているジュラルミンパイプで自作出来ます．
筆者の喫煙歴と現状
筆者は喫煙歴は15年くらいですが，すでに10年以上前に喫煙を辞めています．
当時は禁煙外来もなく，保険も利かなかったので，ニコパッチを個人で輸入しました．
今はここで紹介する様な機材も安く出回っており，方法も研究されているので，昔に比べたら楽勝です．
そもそも，辞めなくても良い．タバコがよくないのは，害があるからでしょう？
ヴェポライザーやVAPEははるかに害が少ないです．英国政府が認めるくらいです．
なぜ？
すでにタバコを辞めて何年も経っているのになぜVAPEをはじめたかと言うと，禁煙させたい知人や家族に勧める為に研究をはじめました．
喫煙者にVAPEを吸わせたところ，反応は悪くはないが，やはり物足りない模様．
なので，ガッツリ喫煙派にはヴェポライザーをお勧めします．これはニコチンも強く(調整可能)，ヤニ感もあり，喫煙者にも満足出来るものです．
VAPEへの移行は段階的で良いと思うし，むしろそうしないとVAPEで物足りなくて禁煙失敗…とゆう事もあり得ます．
次回は【VAPE の仕組みからお薦め機材，リキッドの原料の入手や自作方法など】を紹介します．
