これこそが通いつめて,待ちわびた,夢のような状況.アングラーズユートピア,ここに!である.
だが,食わない.本当に食わない.食い気があるのに全く相手にしてくれない.
理由は察しがついた.先日,横でかっ攫われたあの時のサワラと同じである.ベイトサイズが違うのだ.
そこでコレ.あのときの教訓で自作してきたスピンテール,通称「ナスマル」
持ってて良かったね!ほとんど一発でヒット!
(もう一つ重要な事.釣りとは,問題点の洗い出しと修正の積み重ねである.タックルもメソッドも,常に改良の余地を探して試行錯誤を続ける事)
っしゃぁ,遂に掛けたぞ!今シーズン何回目の正直だよ.絶対逃さん!とゆう決意でテトラ上からのやりとり.
ファイト時間約10分,何とか足元ストラクチャに入られる事もなく,ランディング成功!
おっしゃぁぁぁぁああ!(勝鬨)
タックルは,ジグキャスター87MH(改造前),ローターを改造し11BB化した11フリームス,G-Soul X8 30lbs フロロ8号,上記自作スピンテール.
ちなみにこのロッドはPE非対応のクソロッドであり,穂先絡みが頻発していたせいでラインが弱り,前述のメジロのラインブレイクをもたらしたのである.
そもそもからして,メーカーの謳い文句が「フロロラインを使う事の多いショアジギングだから…」みたいな事を書いている.
おいおい,メソッド捏造すんなよ…. ショアジギでメインラインがPE以外なんか使ってたらそれこそがド素人だろうが(汗) .
こんなのが新品でまだ店頭に並んでるんだから,いかに釣り業界がいい加減なクソかって事だ.
現在はそれから二度ガイドを交換し,LCガイド仕様となっているが,同時に別のロッドをメインで使う様になったので,もっぱらこの時期の「ショア寒ボラング」専用ロッドとなっている.
ちなみにこれはその四日前に親父が仕留めた個体(わいのが太い!).
おわりに
いかがだったであろうか?
冒頭でクドクドと説教じみた事を言ってるけど,別に多くを語る必要はないよね.
要約すると「必要なのは,そんな事じゃない」かな.よそから来たアングラーを見てたら,ツッコミ入れたくなる事のほうが多い(笑).
もしくは「 答えは海に聞け 」でもいい.とにかく私はそうした.一人でひたすらそれを続けた.そして獲れるようになった.
てゆうか,やってる人からしたら なんだこいつ,当たり前の事しか言ってねーな だと思う.むしろそうじゃないといけない.
楽な道なんてないよ.勘違いしてるアングラーが多すぎる.だからこんな記事を書きたくなる訳で.
いいね!された数が正義みたいな SNS でも言い辛い風潮だよね.
けどここは私のブログなので敢えて言いたい事は全て言おう,同じベクトルの人だけで良いし.
そんな訳で,魚との距離を詰めてゆく青物マンのリアルが伝わっていれば,また,これから大型青物に挑む人の踏み台になれれば幸いである.
P.S.
もちろん,勝てる日ばかりではないよ.
悔しい思いをイッパイしてきたから今がある訳で.そんな 完敗の例 も記事が残っていたので,良かったら読んでみて.