DUTY Japan コンプレッサーの改造とプロパンボンベを利用したサブタンクの自作

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DUTY Japan コンプレッサーの改造とプロパンボンベを利用したサブタンクの自作

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DUTY Japan 縦置き式 40Lオイルレスコンプレッサー.
送料込み約\21k-にて楽天で購入.
各部アクセサリーの追加や改造,サブタンクを制作したので紹介します.

取り敢えず誰もがやるコレ.
水抜きバルブの交換.コレ一つ交換するのに,みんなどれだけ苦労している事か….
恐ろしく固い接着剤で固定されている為,バーナーで炙る必要があるのだが,殆ど塗装焼けるんじゃないか?ってくらい暖めないと外れない.
外したバルブは変形して再利用不可だった.
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私の用途では,上部にテーブルが必要なので,自作する.
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取り付け部.モーターマウントにアングルを挟み込んだ.
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正確に同じ長さに切り出した鉄筋をフリーハンドで溶接する.
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一旦外して塗装.
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複雑なので,装着する時は知恵の輪状態であるが….
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左右はこんな感じ.
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フリーハンドでこの精度はなかなかだろう?
ハンドル取り付けが逆だと突っ込まれそうだが,私的には,邪魔にならないこの取り付け方がデフォルトだと思う!
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配管は色々試していて,その時によって違うのだが,この時はなんか複雑.
水抜きレギュレターの前の一時圧に接続しているのがサブタンクへのホース.
サブタンクからの圧も水抜きしたほうが絶対合理的だと思ったので.

ていうか,そもそもデフォルトのレギュレターを外すのさえ,例の接着剤問題で大変なのだが….
恐らく検索で来られた方で苦労している方がいると思う. バーナー必須ですよ

私の場合,プラズマカッターに付属していた水抜きレギュレターをコンプレッサーに,コンプレッサーに付属していた(水抜き機構なしの)レギュレターをプラズマカッターに「内蔵」してしまった
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サブタンクはプロパンボンベの流用である.
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メインのホースはほぼダスター常設.溶接作業時はリューターは個別に使えたほうが便利なのでこの様な仕様とした.
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さてサブタンク.
がっつり既製品みたいに作り込む事も出来るけど,それはのちのお楽しみという事で,まずは「プロパンボンベ」の外観から可能な限り逸脱しない事とする.
つまり,ボンベとしてレストアするだけで,水抜きなどの余計な穴を追加しない事とする.
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何十年も土の上に置かれていたので底は朽ち果てている.
充填期限が平成四年で止まっているので…何年前だ?
もちろん耐圧検査などは間違っても通らない.
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錆びて穴が空いているが,が,こんなものは簡単に直る.
1MPa 程度であれば肉厚が1mmも残っていれば問題ない.
この圧力では裂けたところでたかだか知れているので,
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取り敢えずリューターでサビを除去して,
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半自動とTIGで埋める.
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錆びたエッジで手を切りそうなのでプラズマでひどい不要部分を切除し,
アングルを溶接して足とした.
この後,モノタロウの錆止めスプレーで塗装した.
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PT1/4のタップ.コレと溶接機があればどの様な容器をもサブタンクに改造する事が出来る!
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が,取り敢えず「プロパンボンベの外観」を残したいので,元々付いていたバルブを流用する方向で.
レギュレターを切除し,ドリルで穴径を広げたところ.
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この状態でダスターを密着させる事が出来る様になったので,エアを充填してエア漏れの確認をする事が出来る.
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アルミの端材にタップを立て,
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この時はまだ交流TIGは未導入だったので,直流半自動でアルミを溶接したが,漏れ漏れであった(–;;
そしてLIFG TIGで舐めて塞ごうとしたのだが,熱容量が小さいので溶け落ちメルトダウン!アルミ溶接初心者お約束である.
(まともな交流TIG溶接機を導入した今となっては,この程度ならフツーにクリア出来るのだが)
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が,溶け落ちたおかげで,真鍮部分にネジが切られている事が発覚,これならホースバンドで普通のホースが引っかかるやん!
って事でこの様な部品を制作した.
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水抜きはたまに充填してからひっくり返してバルブ開放で.
しばらくこの外観とレトロ感を楽しんでから,飽きたら既製品みたいにガッツリ作り込みます.
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のちにボンベをもう一本手に入れて,現在は二本並列で使っている.
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最終的に接続ホースはこの様な仕様となった.
一般家庭用のプロパンガス用の耐圧ホースを流用しているので,漏洩などはあり得ない.まったく問題なし.
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二股部分.
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元々は溶接用アースケーブルのリールとして,40年以上前に親父が作っていたリール.
子どもの頃,仕事の手伝いで巻き取った記憶がある.
半分雨ざらしでサビサビだったが,奇跡的に腐り落ちてる部分が少なかったのでレストアした.
農業用の耐圧ホース18メートルを譲り受けたので,これに巻き取ってみた.
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まぁ私の場合,コイル状の十分長いホースを使っているので,表での洗車から作業場の奥までこれ一本で届くので,これからも出番はないかも知れないが.
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プロパンボンベ流用のサブタンクx2を使用した感想はとしては…,ダスター程度ではさすがになかなか圧が落ちない.リューターなどでも結構な時間使ってもまだまだ余裕である.
が,そもそも,プラズマカッターを使う時以外はサブタンクはまったく必要ないので,普段はサブタンクは未接続としている.
当然,このサイズのボンベが二本ともなると,充填にかなり時間がかかるが,モーターが焼き付かないか不安になるので,休み休み充填する事になる.
しかし,プラズマを使う時にすぐ使えないと不便極まりないので,普段は充填したままで放置している.が,元がプロパンボンベなので,それでも別に問題はないと思っている.

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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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