なんとなくまとめてみた.
- Richard Stallman: GNU創設者 / Emacs 開発者.
あまりにも偉大なハッカーである. - Daniel Robbins: Gentoo Linux 創設者.
Gentoo Linux を開発した.この人が居なければ今頃何使ってたかな?
現在は Funtoo のメンテナである. - Chris Mason: BTRFS 開発者.
マルチデバイス,サブボリューム,圧縮機能などを実装した優れたファイルシステム.
24世紀のファイルシステムだと言っても信じられる.それくらい凄い.
ただ,なんでもファイルシステムに実装すれば良いとゆうものでもない気もする(そのへんは ZFS の影響からか仕方ないか).
ぶっちゃけ,デバイス単位で mdadm, LVM, dm_crypt があるから,足りないのはサブボリュームだけであり,もし EXT4 にそれが実装されるならば,要求は満たされるとも言う(–;; - Theodore Ts’o: EXT4 メンテナ.
ファイルシステムの開発はカーネルの開発より難しいとされている.
どちらがより信頼性を必要とされるかという点で言えば,カーネルよりむしろファイルシステムな訳で.
カーネルならその場で止まっても所詮それだけでしかないけど,ファイルシステムが破壊されれば人生が終わるだろう? - Alan Cox: 元 Linux カーネルメンテナ.
Linux-2.2時代,SMPやRAID対応など,多数のパッチにあまりにもお世話になった.Linux-2.4で殆んどは標準で使える様になった.
LKML を去ったのは Linus との確執が原因だと言われている. - Con Kolivas: Brain Fuck Scheduler 開発者.
実際にカーネルのパフォーマンスが向上したので.
LKML を去ったのは Linus との…(略) - Alexandre Oliva: Linux-libre メンテナ.
彼の作業そのものは,創造的とは言えないかも知れない.むしろ一度出来上がったものを破壊している訳だし.
それでもなお,その作業には意味があり,それを要求する人はいる.
Linux-libre は FSF 認定であるからして,それを搭載したシステムは世界初の GNU OS と呼べなくもない. - Ian murdok: Debian GNU/Linux 創設者.
本人がプロジェクトマネージャを努めていた頃の Debian はむしろ使いものにならなかった.
カーネルは古くさいし,弄ろうと思っても必要なヘッダやらインクルードやらがなかったり.
今の Debian は凄く良い.劣化コピーディストロが無数に量産されるくらい良い.
しかし,重要なのはそこではなく,初期の Debian が Daniel Robbins に影響を与え,Gentoo 開発に繋がった点である. - Shawn Betts: ratpoison 開発者.
ratpoison は極限まで贅肉を削ぎ落した優れたウィンドウマネージャである. - 和田英一: Happy Hacking Keyboard 開発者.
このキーボードがなければ何も出来ない. - こじまみつひろ: Plamo Linux メンテナ.
ユーザーが自由に設定可能で,まともに動く Linux ディストリビューションが日本にまだなかった頃にお世話になった.
なお「ハッカー」と聞いて怪訝な顔をする人は,まだこのブログを楽しむレベルに到達していないと思われますのでこのへんを読んで勉強するかブラウザバックをお勧めします.
真のハッカーとその辺のクラッカーを区別しない,区別する努力をしないのは,日本のクソメディアとそれに毒されている愚民共にとって,要するにその問題が他人ごとだからである.
他人ごととゆうのはつまり,自身に何の生産性もない事を意味しているのであり,ゼロに何を掛けてもゼロはゼロなのである.やったね!