業務日誌 USB メモリ上の Debian のプログラムを chroot で直接動かす.

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一応 X は入れてるとは言え,それは ratpoison と rpws の仮想画面と GNU screen で端末を複数起動するだけの為であり,デスクトップ用途はまるで想定していないこのマシン.
しかし,別のマシンを起動せずに,ちょっとだけなにかを使いたい時がある.
そんな時,USB メモリ内の Debian をマウントして chroot でアプリケーションを直接実行すれば良いんじゃね?
とゆう事でやってみた.

# mkdir -p /mnt/debian
# mount /dev/sdc2 /mnt/debian
# mount /dev/sdc1 /mnt/debian/boot
# mount -t proc proc /mnt/debian/proc
# mount -o bind /dev /mnt/debian/dev
# mount -o bind /home/rock/ /mnt/debian/home/rock/_cifs
# cp /home/rock/.Xauthority debian/home/rock/
# export XMODIFIERS="@im=kinput2"
# kinput2 -canna &
# sudo chroot debian /bin/su rock

基本的には,ブートレコードが飛んだ時にするアノ操作と一緒ですな.

で.うーん.iceweasel も icedove も一応動くことは動く.
が,まったく問題がない訳ではないな.特に日本語入力関係.とゆうかIMそのものが.kinput2 とかゆう前世紀の遺物が(–;;
あと,上記のディレクトリが,マウントされていなかった時にマウントし,変数で覚えておいて,chroot を抜けてきたときに,フラグが立っていればアンマウントする,とゆう自動化(バックアップスクリプトでよく使う手法)を書いてみた.
しかし,/dev/ 以下にアクセスした iceweasel の残りカスみたいなプロセスが邪魔して,正常に umount 出来ない.
なんか,あんまりスマートじゃないのでこれ以上は追求はしないかな.しかし動けばものすごく便利だと思う.
最低限の依存で無駄なパッケージを削ぎ落したクリーンな環境のサーバー上で,GTKベースの小綺麗なウィジェットとフォントで色々動くのはなかなか嬉しいものがある.Virtualbox とかじゃないネイティブな速度で.

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書いた人

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