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WiFi SDカードアダプタ「ez Share」の紹介と専用アプリの使い方
ez Share とは?
WiFi 機能のないデジタルカメラなどを WiFi 対応に出来るアイテム.
カードそのものにワンチップ化された CPU,メモリ,WiFi インターフェイスなどが内蔵されており,WEB サーバーも動作している.
つまり,これ自体が Linux マシンなのである.とんでもない事だ.
その昔,電源に繋いでスタンドアロンで動作させ,WiFi 経由でコンソールにログインしていた強者が居たっけ.
かつては PQI Air など幾つか選択肢があったのだが,いつの間にか淘汰されてコレか東芝くらいしか選択肢がなくなってしまった.
今回 MicroSD アダプタタイプを購入してみたので,今更ながら紹介してみようかと.
幾つか種類があって,
- カード自体がメモリ内蔵であり 16GB や 32GB といった容量を持つもの
- MicroSD アダプタタイプで容量は自分で追加した MicroSD カード依存のもの
- ハードウェアスイッチ付きで WiFi のオン/オフが出来る新型(オレンジ色)
などがある.
購入したこれは旧型のアダプタタイプ.Sandisk の 32GB Class10 と組み合わせてみた.
アダプタタイプを選んだ理由だが,WiFi 機能がぶっ壊れた時に,メモリが分離出来るほうがデータのサルベージが容易であり SD カードの潰しも利くから.
アプリ
Android ユーザーなのでアプリストアから「ez Share Android」で検索.
OSの対応バージョンは Android5.x 以上.
その為,Amazon のレビュワーが Android4.x で使えないと低評価していたが,私の調べでは,旧バージョンは Android 2.x から対応している.
APK Pure から過去バージョンを取得し Android4.4 タブレットにもインストールしてみたが,実際使えたし,少なくともユーザーインターフェイスの面では旧バージョンと現行バージョンの違いは解らなかった.
(これさえも使えない場合は,ブラウザからURI「ez」にアクセスすれば良い.一括ダウンロードは出来ないが,ちゃんと機能する)
続きます