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回想:年間釣果報告抜粋(2017) プロアングラー()の釣果
【用語】フリーのプロアングラー:
無職の釣り好きのおっさんの事をそう呼ぶ.公園のブランコに出勤する感覚で海に行く感じかな().
この年は我々のグループでも今でも語り草になっていますね.
春に湾内がベイトだらけになって「生命のスープ」状態なのにそんなに釣れなくて「こんだけベイト居るのになんでフィッシュイーター食わんのや?」とか言ってたら,夏に大挙して中型青物と太刀魚の群れが入ってきて,お祭り状態になった.
当然,釣り客も地元はもとより近県からも集まってきて,連日極めて非快適な満員状態が続いたが,それまでにかなりいい思いをした.我々地元としては誰よりも早く釣ってしまってる訳で.
そんな訳で,年間通してどうゆう釣りをしているのかを紹介しつつ「 ちょっとマシな魚(2017年版) 」を駆け足で,調理例と共に,覚えている範囲で紹介していきます.
春〜
まずは大型青物狙いでも紹介したジャンクタックルで獲ったサワラ.
と,ブリ.これらはこの年だった.
ちなみにこの頃も,一投投げたらベイトの稚鮎が二匹はスレ掛かってくる状態なのだが,遡上を控えて河口近辺のみ一時的な事なので,前述の生命のスープとは関係がない.全然別の場所だし.
これは60cmだったかな?うろ覚え.
確か青物マンが何人も居たけど誰も釣れなかった時のやつだろう.
これは覚えている.
青物シーズンが終わると一時的に何も釣れない時期があって,エソ狙いの「茶者師」と化すのだが(笑),その時に一匹だけ釣れたマハタ.
貴重だしかわいいのでリリースしたのだが,このあたりはガシラやらメバルやらアコウ狙いの漁師が沿岸に延々と立網を入れて行くので,多分その後盗られてしまっただろう.
我々アングラーが幾ら海を大事にしても,節操なく盗り尽くすクソ漁師のせいで,魚は年々少なくなっており, 漁師自身が二十年前と比べて魚は十分の一になったと言っているレベル である.
てめーらが盗り過ぎただけなのにな.そのくせ助成金だの言ってやがるんだ奴らは.それが海の現実である.
また説明する機会があったら説明するけど,我々が「クルクルイワシ」と呼んでいる現象があって,大量のイワシが水面に浮かんで文字通りクルクルと回っているのだが,その時にチヌとスズキがボコボコボイルしていた.
それで,釣ってやれとミノーを通すのだが,いちいちすぐ後ろまで追いかけて来てはわざわざルアーを確認しにくるのに,二投目投げるともうチェイスもなく知らんぷりとゆう状況.
ボイル打ちで簡単に釣れそうな状況でもこうゆう事がある.前にも言ったが,ここいらのチヌやらスズキは,専門のルアーマンが皆無であるレベルに,ルアーなんかもうとっくに熟知している.都市部河川などと比べて個体数が少ない(==競争の原理が起こりづらく,慌てて食わなくても良いのでまじまじと観察する時間がある)事とも関係してるものと思われる.
当然,この状況では持ってるミノーの手数勝負になる訳で,魚と私の根比べ,騙しあいである.とあるミノー,とあるアクションでやっと食わせた個体.
紀州釣りのおっさんが狙っている隣で釣ったので悪い事をしたが,まぁベイトフィッシュに付いてる時はエサでは可能性は低いのでしょうがない.
かと思えば,その何日かあとに別の漁港でスピンテールのボイル打ち一発で食ったやつもいた.
食い気のある時なら釣れるんだけどね.普段狙っても釣れないくせに.
あとアジングでアジの時合が短い時に食ってきて時間を浪費させたりするんだこいつは(笑).
カマスが始まるまで何も釣れない時期は,ガルプずる引きでキスを狙う.
これは,チンパンジーでもちょっと訓練すれば出来るレベルの釣りなので,正直好きではない.
アジが釣れるならアジングをやっているのだが,この年は不調だった.
ちなみにキスをやるなら浜より漁港がお勧め.
キスといえば砂浜だが,広大な面積を足で歩いてポイントを探す必要がある.そもそも超遠投が利く投釣りだからこそ狙えるのであって,ライトタックルでは遠投してもポイントまで届かんし.
このキスは26cmだったかな.エソかと思ったよ.PE0.6 なのに二回もドラグ緩めたし(笑).
これはカマスシーズン開始直後くらいに仕留めたアオリ.1キロかな.
私の場合,(特に春は)エギングは殆どやらないのだが,見えた時には対応出来る様に,可能性のあるシーズンにはエギは持ち歩いている.
全然覚えてないけど,この時期に 4F が釣れてるとゆうのは結構珍しい事かも.
続きます