S7 CUT-50 プラズマカッターを導入して使いやすく改造してみた
送料込み,\14k程度で購入.
同じメーカーの MIG-200 とともに,溶接機カート二号機(Ver 1.0)に載せてみた.
HITBOX MT2000II と並べてみるとこんな感じ.
分解してみる.中身は割とスカスカで,特に,前面パネルの隙間になにかを搭載出来そうな….
私は購入前からここに目をつけていた.
レビューによると,この端子のクリアランスが適切でないとアークが開始しないらしい.
私のものはデフォルトでフツーにアークスタートした.
使用するコンプレッサーはこちら,のちにテーブルやらサブタンクやらの改造を施す事になる DUTY 君である.
プラズマテーブルはグレーチングにちゃぶ台の足をくっつけたもの.
テストなので基盤むき出しだが…良い子は真似をしてはいけない.
100Vでも30Aなら 4mm もなんとかイケる.
設定値35A以上でブレーカーが落ちるのでそれ以下で.
サブタンクがないと休み休みになるが,それでもこの円形を切り出せたので,十分な性能である.
ただ,100Vの場合,エアー圧は0.5MPaくらいに落とさないと,熱量に対しての冷却が速すぎるので,逆に切れなくなる.
屋号にしてみる.カネヨと読む.「かね」というのは差し金のかねだそうだ.
さてここからが本題.
最近手に入るプラズマカッターは,ほぼすべてが背面に外部レギュレターを搭載している仕様である.
これが著しく使いにくい!
5年くらい前までは DUTY Japan の CUT-** シリーズがレギュレター本体内蔵だったのだが,もはや手に入らない.
唯一,BestArcという会社から電子制御されたレギュレターが本体に搭載されたハイテクプラズマカッターが販売されているが,値段的に論外である.
だったら自分で作ってしまえ!という事で部品を集めてみた.
という事で完成!
ちなみにデフォルトのトーチでも(もしくは対応トーチに交換しても良いのだが),パイロットアークに改造する事も簡単に出来る.
が,パイロットアーク自体,私の考えでは,非常に危険なものである.
しかも,錆びた部材や塗装ごしに切る事が多い私ですら,そもそもパイロットアークを必要とする事はあまりない.
パイロットアーク改造を施していないのはその様な理由からである.
以上,参考にしてみて下さい.
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