S7 CUT-50 プラズマカッターを導入して使いやすく改造してみた

この記事を読むのに掛かる時間: 4

S7 CUT-50 プラズマカッターを導入して使いやすく改造してみた

img

送料込み,\14k程度で購入.
同じメーカーの MIG-200 とともに,溶接機カート二号機(Ver 1.0)に載せてみた.
img

大きさは同じくらいかな.
img

HITBOX MT2000II と並べてみるとこんな感じ.
img

分解してみる.中身は割とスカスカで,特に,前面パネルの隙間になにかを搭載出来そうな….
私は購入前からここに目をつけていた.
img

レビューによると,この端子のクリアランスが適切でないとアークが開始しないらしい.
私のものはデフォルトでフツーにアークスタートした.
img

裏側にはなにもない.
img

片面実装か.
img

使用するコンプレッサーはこちら,のちにテーブルやらサブタンクやらの改造を施す事になる DUTY 君である.
img

まずは 40Lタンクのみで.
img

プラズマテーブルはグレーチングにちゃぶ台の足をくっつけたもの.
img

テストなので基盤むき出しだが…良い子は真似をしてはいけない.
img

まずはこのへん.余裕.
img

サクッサクである.
img

100Vでも30Aなら 4mm もなんとかイケる.
設定値35A以上でブレーカーが落ちるのでそれ以下で.
サブタンクがないと休み休みになるが,それでもこの円形を切り出せたので,十分な性能である.
ただ,100Vの場合,エアー圧は0.5MPaくらいに落とさないと,熱量に対しての冷却が速すぎるので,逆に切れなくなる.
img

文字を切り出してみる.LOVE
img

LOL
img

屋号にしてみる.カネヨと読む.「かね」というのは差し金のかねだそうだ.
img

適当な鉄板に溶接して焼印にする.
img

バーナーで軽く炙っただけなので焼け具合はマイルド.
img

もっとチンチンに赤めたら本格的に焼印っぽく押せるハズ.
img

さてここからが本題.
最近手に入るプラズマカッターは,ほぼすべてが背面に外部レギュレターを搭載している仕様である.
これが著しく使いにくい!
5年くらい前までは DUTY Japan の CUT-** シリーズがレギュレター本体内蔵だったのだが,もはや手に入らない.
唯一,BestArcという会社から電子制御されたレギュレターが本体に搭載されたハイテクプラズマカッターが販売されているが,値段的に論外である.
だったら自分で作ってしまえ!という事で部品を集めてみた.
img

この隙間に内蔵する.
img

レギュレターと圧力計を仮組みしたところ.
img

こんな感じかな?
img

適当にフロントパネルを作る.
img

こんな感じで搭載.
img

非破壊での改造なので,いつでもノーマルに戻せる.
img

という事で完成!
ちなみにデフォルトのトーチでも(もしくは対応トーチに交換しても良いのだが),パイロットアークに改造する事も簡単に出来る.
が,パイロットアーク自体,私の考えでは,非常に危険なものである.
しかも,錆びた部材や塗装ごしに切る事が多い私ですら,そもそもパイロットアークを必要とする事はあまりない.
パイロットアーク改造を施していないのはその様な理由からである.
img

以上,参考にしてみて下さい.

良かったら他の記事も読んで下さい.

スポンサーリンク
336×280
336×280

書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
ライフハック,DIY,木工,鉄工,ソルトルアー,ロードバイク,オートバイ,家庭菜園,自給自足,料理,Linux,ガジェット,写真,フラメンコギターなど.
日常の様々な創意工夫やお役立ち情報を発信しています.

記事のシェア,ツイッターフォロー,ブックマーク,RSS登録 お願いします.
あとランキングも押して頂けると助かりますm(__)m

ブログランキング・にほんブログ村へ blogranking
blogranking

フォローする

スポンサーリンク
336×280