目次
超巨大なコンデジ!富士フィルム FUJIFILM X-S1 マニアックなレトロ「ネオ一眼」購入しました
外観
X-S1 購入.
こいつ,この大きさで「コンデジ」なんだぜ(笑).
でもセンサーサイズが2/3インチ.面積比で一般的なコンデジの約2倍.マイクロフォーサーズの1/4程度,APS-Cの1/5程度.
いかにもレンズ外せます,みたいなボタンの様なものが付いてるけど,フォーカス切り替えスイッチだから.レンズは外れない.
約8年前のフラグシップモデルだけど,色々調べてるうちに,コレ以外あり得ないとゆう結論に至った.
未だに後継機が現れていない.とゆう事はつまり,進化の袋小路かも?
誰がどう見ても一眼.操作系も一眼そのもの.
バリアングル液晶であれば完璧だった(これは単なるチルト式液晶).
マイク入力が装備されてるので,液晶が自分のほうを向けば編集不要でフラメンコギター自撮りが完成出来たのだが.
ネオ一眼でマニュアルズームはもはや全滅してる.
てゆうかどのへんが「コンパクト」なんだ?
G-3 と比較.馬鹿げたサイズ感.重さもハンパない.くそ重い.
どっちが一眼か解りゃしない.
まぁ,同等のズームをマイクロフォーサーズで実現しようと思えばもっと巨大化するだろうけど.
屋内
とりあえず手近のものを撮ってみる.タブレット.距離0.5メートル.
暗所と逆光
ものすごく薄暗い,逆光,手持ち,ズームとゆう最悪の条件で.距離2.5メートル.
めちゃめちゃ暗いのに,単焦点か?ってレベルに明るく撮れてる.
正直これはかなり驚いた.
同上,超解像ズーム.マジか.
自分が居るこっちの部屋はそれなりに明るいけど,この被写体がある隣の部屋は消灯していてめっちゃ暗いのよ.
フラッシュの光が届けばズームでも関係ないらしい.
マクロ
隙間に詰まったゴミとかの掃除に使った爪楊枝.距離0.01メートル.
屋外でズームテスト
以下,全て手持ち,セルフタイマーなし.
窓から撮ってみる.思いっきりズームで.距離30メートル以上.
薄暗い夕方に最大望遠,EXRオートで.距離25メートル.
カメラが「連射重ね撮り(連射で撮って合成して手ブレを押さえるモード)」を選択した.
最大.超解像ズーム(デジタルズーム併用).このモードの時は連射は出来ない.
鳥を撮るならコレ+テレコンとゆう事になるだろう.距離15メートル.
でもこの感じでは,望遠だからって無制限に遠距離からでおkとゆう訳でもなく,やはりまずは可能な限り接近する事だろうな.ハンターと同じで.
無警戒なカモやらドバト程度ならこの程度の性能で十分であろう.
たまに見かけるキジなんかは,撮れる気がしない.そもそも神出鬼没なうえ,シャッターチャンスが短すぎるので.
通りすがりの電車その2.雑にシャッター押すだけで被写体ブレもなくちゃんと撮れる.
画角比較
以下,全て手持ち,セルフタイマーなし.
正直,これはかなり凄いと言わざるを得ない.
最大+超解像ズーム.
大事な事なので二度言う. 手持ち,セルフタイマーなしだから .
ぼかし
センサーサイズが一般的なコンデジの二倍とは言え,やはりまともなぼかし写真は撮れない様だ.
単に絞り優先,開放で撮るだけだと殆どボケない.
但し,連射で撮ってフォーカス合った部分だけを抜き出し,背景をぼかすモードがある.
けど,被写体もブレてる様な?まあ個人的には多分使わんかな.
フィルムエミュレーション
フィルムメーカーだけあって色合いに定評があるとされている.
RAW で撮ってカメラ内現像で後から変更する事も出来る.が,現像前にプレビューがまともに出来なかったりして,あまり使いやすくはない.
また,PCの現像ソフトでこの富士フィルムのエミュレーションが出来る訳ではないので,基本はJPEG保存で運用すべきカメラかと.
フィルムモード選択をFnキーに割り当てて撮影時に掛け撮りで良いと思う.せっかくRAWボタンがあるのだから,RAWで残したい時だけ押せばいいのでは?
それが論理とゆうものです.
追記: SILKYPIX ベースにフィルムエミュレーションが追加された現像ソフト「RAW FILE CONVERTER EX」が存在します.
が,現行バージョン(3.0)は Wine ではまともに動かない上にクソ重いし激しく使い勝手が悪い.
旧バージョン(2.0)は SILKYPIX4 ベースなので問題ないが,サポート終了でメーカーが公開を終了している.
ってか, 新バージョンのほうが動かないんですけど? サポート外でも良いから旧バージョン公開しとけよ!!!
海外ミラーサイト探しまくってなんとか旧バージョンをゲット出来て事なきを得たけど,この様なユーザーの利便性を無視したメーカーの一方的でプロプライエタリなやり方にはマジで我慢が出来ない.
お探しの方でどうしても見つけられない方はご連絡下さい.
ビビッド.
なるほど.確かに良いかも.これは風景とかに使えば絶対良いはず.
とりあえず使用一日目としてはこんな感じ.
さて次は,コイツを片手に,実際にお散歩してみましょう.
続きます