目次

1. 【自作PC】2.5万円で組む！10コア/20スレッドな Xeon マシン【最安】
   1. はじめに
   2. 個人的組み立て歴
   3. 購入
   4. 組み立て
   5. 性能(UnixBench)
   6. 2.5万円？
   7. 用途(妄想)
      1. マイニング
      2. 仮想化
      3. 分散コンパイルサーバー
   8. オマケ

【自作PC】2.5万円で組む！10コア/20スレッドな Xeon マシン【最安】

はじめに

情強ならご存知かも知れないが，いま中国で Xeon が熱いのである．
減価償却を迎えたサーバーマシンからの抜き取り品が大量に流出していると推測されている．
とゆうか，本来なら，去年(2018年)の今頃すでに組んでいなければならなかった筈のマシンなのだが，色々な事情で後回しになり，なんやかんやと遅れて今である．

個人的組み立て歴

日本に AT 互換機が紹介された時から．なので20年以上．
以来，自分用，もしくは人の為に 20~30台は組んでいるが，10年ほど前からメーカー製専用設計なフォームファクタを切った貼ったで改造したり…．ただの「プラモ」には飽きたとゆう事かな．
ちなみに，はじめて組んだ AT 互換機が GA-586DX とゆう Mendocino Celeron x2 なデュアルマシンである．
Lineage2 エミュ鯖運営時代も SuperMicro 製 M/B に Xeon を複数載せてゴリゴリしていた筋金入りの SMP マニア．
データの荒野を掘り返す為に最適化された，数字のブルドーザーであった．

購入

アリエクにて購入．
M/B とメモリは同じ業者から，CPU のみ別業者から買った．
サイト上では値段は USD か JPY かを選んで表示出来る．
値段はその日の為替により若干変動すると思われる．
以下，買ったもの．支払いはクレジットカードで普通に．

2.5万も掛かってない やん…って？
そう，掛かっていない．これについては後述する．

以下，詳細．
まず M/B だが，LGA2011 な Xeon 及び Core i7 用 M/B であるが，後者を使う場合，メモリの選択肢が限られてしまう(REG/ECC 不可)ので，実質 Xeon 専用かと思う．
ちなみにアリエクには 同じ X79 チップセットのもので 2ソケットの M/B も売られているので，実のところ倍くらいの金額を出せば，20コア40スレッドのマシンも組めてしまう．
とゆうより，E5シリーズの最大搭載コア数は 12 なので 24コア48スレッド が最大か．
しかし，なんとゆうか…そうゆう方向性はもうはるか昔に経験済みの為，イマイチ食指が動かず，電気代を考えて通常のシングルソケットとなった．

CPU も倍くらい出せば 2.8GHz くらいのものが買えるのだが，Wikipedia と睨めっこしながら，コア数/値段/TDP でバランスの良いところを考えると上記のものとなった．
10コアで TDP70W は E5 V2 シリーズでは 2650L のみである．

メモリは最大 16GBx4==64GB だが，最大量を載せると非常に高く付いてしまう．
それに 1GBあたりの単価が悪くなるので，まあ無難なところで．
てゆうか 16GB が 3264円て…安すぎだろう(–;;

続きます