【自作PC】2.5万円で組む!10コア/20スレッドな Xeon マシン【最安】

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性能(UnixBench)

~/UnixBench$ ./Run -i 1 -c 20

Benchmark of xubuntu / GNU/Linux on 日 11月 10 2019

BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)

Test System Information

System:xubuntu: GNU/Linux
OS:GNU/Linux — 4.15.0-66-generic — #75-Ubuntu SMP Tue Oct 1 05:24:09 UTC 2019
Machine:x86_64: x86_64
Language:en_US.utf8 (charmap=”UTF-8″, collate=”UTF-8″)
CPUs:0:Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2650L v2 @ 1.70GHz (3399.7 bogomips)
Hyper-Threading, x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET, Intel virtualization
(snip)(snip)
19:Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2650L v2 @ 1.70GHz (3399.7 bogomips)
Hyper-Threading, x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET, Intel virtualization
Uptime:21:21:18 up 14 min, 2 users, load average: 0.45, 0.46, 0.38; runlevel 2019-11-10

Benchmark Run: 20 CPUs; 20 parallel processes

Time: 21:21:18 – 21:29:13; 7m 55s

System Benchmarks

TestScoreUnitTimeIters.BaselineIndex
Dhrystone 2 using register variables273490999.9lps10.1 s1116700.023435.4
Double-Precision Whetstone46790.8MWIPS9.9 s155.08507.4
Execl Throughput905.9lps29.1 s143.0210.7
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks300155.0KBps58.3 s13960.0758.0
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks87354.0KBps55.9 s11655.0527.8
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks1968844.0KBps30.0 s15800.03394.6
Pipe Throughput6003807.7lps10.1 s112440.04826.2
Pipe-based Context Switching1323234.1lps10.1 s14000.03308.1
Process Creation60307.3lps30.1 s1126.04786.3
Shell Scripts (1 concurrent)2297.6lpm60.3 s142.4541.9
Shell Scripts (8 concurrent)211.1lpm62.5 s16.0351.9
System Call Overhead3557253.1lps10.1 s115000.02371.5
System Benchmarks Index Score:1881.8

ところでこのスコア,1995年頃 の Sun ワークステーションが 10 程度の性能だとされており,それが基準になっているのだとか.
ちなみに,先述の Dual Celeron マシンは,まさにこの頃に登場した M/B である.
当時はようやく AT 互換機が普及しはじめた時代で,私はまだやっと Widows NT を使いはじめた頃,Unix は FreeBSD くらいしか選択肢はなかった.
Linux は LASER5 あたりでやっと一般家庭でもまともに使えるくらいの基準に達したが,それにはなお数年の時間を要した.
スコアが 1881 とゆう事は,この当時のハイエンドマシンのおよそ188倍高速だという事で,当時3分掛かっていた処理を約1秒で実行出来るとゆう事になる.
その性能のマシンがこの金額で手に入ってしまうとは…そう考えたら結構凄い.

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2.5万円?

前述のとおり,M/B, CPU, メモリで 約1.5万円 であった.
タイトルは「 2.5万円で 組む」なので,残りの 1万円をどうするか.
まったくの新規で組むのであれば,全て新品で最安を探すと ケース 3000円,電源 3000円,120GB SSD 2000円 くらい.まあ,余裕をもって雑費 +2000円ってところかと.

逆に,今回のようにケースなど流用出来る部品があれば CPU にもう少し¥をかけるのも良いかと.
ちなみに,さらに安くしたいのであれば,CPU は E5 V2 シリーズでも低グレードのものなら 2000円くらいから売っている.
(但し,10コアではなく,4コアとか 6コアくらいになるけど)

メモリも1GB x4とかで良いなら 1000円くらいで売ってるかな.
そこまでケチる必要もないと思うが.

用途(妄想)

  1. マイニング

    とりあえず BitZeny をマイニングしてみた.
    負荷100%常時で特に問題なし.
    OrangePI と比べるとさすがにザクザク掘れる.
    でも消費電力効率は圧倒的に負けている…と,思う.

  2. 仮想化

    これだけコア数あればそこそこ快適に動くのではないかと.
    VT搭載だしめんどくさいので VirtualBox でお手軽完全仮想化で良いか.

  3. 分散コンパイルサーバー

    distcc を利用して Gentoo などのビルドに使う.
    このマシン自体が Gentoo である必要はなく,Gentoo 側で gcc のバージョンさえ合わせておけば問題なく利用出来る.

オマケ

タスクバーに並んだ CPU メーターの数がえげつない(笑).
これが 40スレッドだったらさらに倍ですよ…;;;
img


この企画の次回の作業としては, インストール済みの Debian 系ディストリビューションを btrfs system root な新しいディスク環境に移動する方法 を紹介しようと思う.

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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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