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中華製「ピシファン(Piscifun)ベイトリール Torrent 」のレビューとソルトベイトフィネス(笑)について
Amazon で投げ売りされている中華製ベイトリールを買って一年ちょい使ってみたのでレビューします.
購入
ハイギアとノーマルギア,左右ハンドルバージョンがそれぞれちゃんと存在する.
フィネススプール付きを買ったが,コンクリートの上を転がしたのであろう,エッジが傷だらけの恐らく中古.
この点にクレームを言ったところ,もう一つ送ってくれた.
傷だらけのほうはチャックで軸を掴んでドリルで回してペーパーを掛け,一応実用可能な状態には戻った.
タックルベリーで\2kで買ったメジャークラフトのコルキッシュとゆうワンピースのバスロッド.
可搬性が悪いので印籠継ぎにしていたが,どうも胴調子過ぎるし,バットパワーもしなりの悪さからくる飛距離のなさも気に入らない.
そこで,思い切って「並継ぎ」に改造してしまった.
太さを合わせる為に真ん中あたりを一定範囲切除し,ガイドも一つ少なく,全体の長さも短くなる事になる.ハッキリ言って加工は超難しい.
しかし,苦労したおかげでこんな感じで理想的なファーストテーパーとなり,使いやすさ,竿としてのグレードは非常に上がった.
半年ほど使ったら,キコキコ異音がする様になった.注油口からの注油では解決出来ない.
そこでバラす事になる訳だが,なんとまぁ,部品点数の多い事.それだけ不完全,未完成なシステムである.
この私にして「元に戻せないかも(汗)」と思ったよ.
クラッチ,メインギア周りだけでこれである.つまり,この他にドラグとブレーキシステムのメカがまだあるのだ(笑).
それで実現している性能とゆうのがまた,話にもならん低性能だとゆうのが笑える.後述.
さらにしばらくすると,フタ(マグブレーキアッセン)の取り外しレバーが折れた.
こんな力の掛かる部分を,こんな華奢なプラスチックで作ってるとか,アホかと言いたい.
メーカーに問い合わせると 送料込み1500円 だそうだ.
アホかと言いたい,じゃなくて,アホだと断言しよう.
こんなもん,シマノ/ダイワでもせいぜい100~200円のものである.
拡散しますので悪しからず,と断ったところ「ハンドルアッセンブリーの値段と間違えました」と言い訳してきたが,だったら正しい値段を添えて来いよ?と思うだろう.
いかにも中華な事例である.
誰が買うかよ.自作するわ!
その後は一応まともに使えている.
確かに,使えるか使えないかで言えば,中華リールは「一応,使えなくはない」
しかし,私の考えでは リールなんぞ部品が手に入ってこそナンボ なのである.
そこらの釣具屋で発注したら簡単に部品が手に入るからこそのシマノとダイワなのである.
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続きます