名草山(和歌山市)をMTBで走る!ダウンヒルコースを紹介

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久しぶりの名草山.およそ一ヵ月ぶりだろうか.
符ノ谷池に到着した瞬間思ったね.「なんか,緑が濃いなあ」
前回までの写真で,この池の土手は薄い茶色の芝生みたいな感じだったのを覚えているだろうか.
この時点では,まさかこの春の息吹に苦しめられる事になるとは夢にも思わなかった.

湖畔の XC コースを気持良く走る.そういえば \50K ホイール組んでからはここはじめてだっけ.
まあ XC は良い感じなんだけど,ヒルクライムとダウンヒルがダメなんだよな.
というか,別にそれはホイールのせいではなくて,そういうタイヤを履いているからなんだけど.
とか思っていたら,いきなりクソデカい竹が切り倒され,先端部分が道を塞いでいた.

しばらく走って何気なく休憩していて気付いた.
リヤカーが放置されてるんだけど,竹がホイールとフレームを貫通しているのが解るだろう.
つまり,このリヤカーはそれだけ長い時間ここに捨てられているという事になる(当り前だけど).
竹は成長が早いだろうし,別に大した事ないのかも知れないけど,プチ感動.
こういう文明の遺物が自然に還ろうとしている,みたいな写真は嫌いじゃないというか.

そしてこれが噂の「みかん畑の激坂」.
写真だと坂の傾斜はうまく表現出来ないのが残念だけど,三段階に傾斜が強くなっていて,最初の頃はもう笑えるくらい登れなかった.
雨の森ヒルクライムでも,ここまでの坂は恐らくなかったと思う.
今回乗車率100%で一本松まで走破に成功(止まって写真撮ってる時点で乗車率100%じゃねーよ!という突っ込みは勘弁して下さい).

みかん畑の激坂から一本松までのルートを簡単に説明しておこう.
このまましばらく進むと,ログハウスみたいな小屋があるY型の分岐に出るのでそこを右折.
しばらく舗装路のダウンヒルを進み,急な左折でジープロードへ.あとはまっすぐである.
舗装路のダウンヒルでは,竹の落葉がこんもり積もっており,それほどスピードは出せなかった.
農家の軽トラと鉢合わせしたし,飛ばしてなくて良かった.
その軽トラ,チャリンコの俺をかわす為にわざわざ急傾斜の坂道をバックしてくれたんだけど,有り得ないくらい落葉が積もってて,絶対スリップするだろ!と思ったら,なんと四駆!何事もなかったかの様に坂道発進し,そのまま走り去った.
軽トラがあんなにカッコ良い乗り物だとは知らなかったぜ.

一本松からの景色.
この前までは街が見渡せたのに,木に葉っぱがついてもはやこの有り様.

これが俺的イチオシの竹薮ロングダート(序盤).
名草山を走っているチャリ乗りに知られていないという事はない筈なんだが,WEBページなんかでもあまり話題にのぼらないのはどうしてだろう?
ぶっちゃけ,一本松より上の極上ダウンヒルゾーンより長くて楽しめると思う.
欠点は,海南側から来ると帰りが遠くなりすぎる事だな.

竹薮だけに,タケノコなんかも生えてる訳で….
誰かが掘った放置タケノコ(リュックから落したと思われる)につまづいて,なんと,落車!
ネタみたいな話ですが本当です;;(写真はその直後に撮影)
まあこれだけ落葉が積もっていれば,タケノコがなくてもコケても不思議じゃないわな.
せっかく落車したんだし,なんかその気になったのでしばしタケノコ掘りを堪能.
このタケノコはデカすぎたけど,このあと小ぶりのタケノコを三つばかり掘って,ヒップバッグに入れて持ち帰りました.
そして晩飯に食ったけど,アク抜きがちょい不完全だったというか…市販タケノコとはちょっと違う,ワイルドな味でした.

今回も頂上を極めずにすぐに降りてきたのは,船尾山に存在すると言われる新たなルートの探索の為.
この後,国道を船尾山まで移動している途中,何やら大荷物を積んだママチャリに乗って地図を見ている青年が.
俺もチャリをはじめて一ヵ月目くらいに,いずれ達成したい目標として日本一周を掲げてはいるので,興味津々である.
話してみると,案の定日本一周中とか.
夕方のこういうシーンでは,長距離旅行中のチャリダーが地図を読んでいる理由はひとつ.
すなわち,キャンプ場所を探している,という事は,よく日本一周のブログを読んでいる俺には解ったので,ブログで日本一周チャリダーがキャンプしたという実績のあった和歌山城公園を勧めて,頑張って下さいと応援しておいた.
しかし,思いのほか軽装だったというか….まずママチャリという時点で旅を快適に進めたい派に属さない事は明らかではあるが,道具にコダワル事も楽しみの一部と捉えている俺としては,今時エアマットじゃなくてアルミマットとかってちょいやりすぎじゃないか?と思ってしまった.
さて,写真は浜宮神社横のエントリーポイント.
ほんとに大丈夫か?と思わせる様なコンクリの急斜面を押してどんどん登って行く.

毛見トンネルの直上あたりだろうか,気持の良いクロスカントリーコースに.
なるほど,コレなら,以前お勧めしないと書いた和歌山側からのエントリーも悪くはないな,と思い直す.
写真はその時のパノラマで,雨の森からの写真なんかでも必ずと言って良いほど写っている関電の煙突がスゲー近く見える.

しかし,この辺の獣道みたいな細い道は何時来ても迷う訳で….
こんなトンネルみたいになってる所もざらにあるし.
この先は草ボーボーで道が完全に塞がれてたので結局後戻りし,以前毛見トンネル横からエントリーした時と同じルートに合流してしまった.

またこの地蔵でひと休み.

ここでも草がとんでもなく生い茂っている.
かろうじて道の痕跡が解るが,基本的に叢の中を走ってるというか(汗).ペダリングする足は肌がむきだしなので,もうスリ傷だらけですよ(別の意味で足使いすぎ).
乗車率も場所によっては限りなく 0% に近く….一体俺は MTB 乗って山に来て何をやっているんだろうと自問.当然モチベーション下がりまくり.
やっぱ,和歌山側からのエントリーはダメだわ.
となると,毛見トンネル海南側の,池の分岐に出る登り口から,室山じゃなくて黒江側へのダウンヒルルートが船尾山のベストコースだろうか?
少なくとも草の成長を考えると年中楽しめるコースはこれしかない訳で,やはり船尾山はいまいち感が否めないなあ.

船尾山ハイキングコースに入ってからはさすがに草は障害ではなくなったが,山頂でたくさん生えてたこいつ.
ブレイブハートにも出てきたスコットランドの国花「アザミ」.
なんか,葉っぱがトゲトゲしいんですけど;;
さっき叢でチクチクしまくってたの,こいつじゃねーの?

帰ったら,AVID のウェーブローターが国際便で届いていた.
が,写真は取り忘れたので,今度インストールしてから紹介しよう.

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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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