ステム,シートポストが届いたのでサドルとハンドルを取り付けてみた.
後ろに見えるのは ALEXRIMS DA22 とパナレーサー パセラ 26×1 である.
26×1 とはいえ,W/O なので MTB とは互換性がない.
チャリパーツで一番高い部分といえば,STI であろう.
3×10 という馬鹿みたいな変速能力 にこだわった為,中古(程度良)でも \20k- くらいした(–;
オークション等も活用しながらギリギリやりくりしながら組んでるけど,ふと気付くとすでにこのチャリに 15万近く突っ込んでいた.
105 メインですらこれである.デュラエースにしなくて本当に良かった(–;
その他のコンポーネントが届いた.
記念撮影(笑).
上記のハブとリムを実測し,スポーク長を計算.
俺がスポークだけを買っている店(スポーク専門店という訳でもない)があって,そこだとあさひ等よりも圧倒的に安い.
しかも,1本単位で買えるし,15時までに振り込めば翌朝には届くというとんでもなく便利な店である.
早速ホイールスミスのスポークプレップを塗布.
上からフロント用,リアフリー側,リア反フリー側.
組み方は,カーボンフォークの衝撃吸収性を信じてフロントラジアルにするか,それを補完する意味でも8本組みにするか,相当迷った.
結局,DT のトリプルバテッドには,極端に長いものや短いものが存在しない事が解ったので,ラジアルというのは選択肢から外れてしまった.
入手可能な長さが限られた結果,最も短く(軽く)なる事を優先すると,組み方は必然的に決ってしまった.
という事で,フロントは4本組み,リアは6本組みという事になったが,リアはどうしてもエセ「カンパ組み」にしたかった.
これは,リアの膨大なオチョコ量によるスポークテンションの不均衡を解消する為に考えられた組み方で,反フリー側を半分の数に減らしかつラジアルにするというものである.
しかし,上に述べた様にラジアルに丁度良い長さは DT レボには存在しないので,反フリー側はホシの2.0になった.
計画が固まったので組んでみる.
フロントはなんという事はない普通のクロスに見える.
リアはよく見ると三本づつひと固まりになっているのが解るだろう.見た目に美しいというのもあってこの組み方にした.
が,翌日観察してみると,反フリー側のフランジがテンションに負けて変形しかけている(–;;
ちなみに,シマノのハブはラジアル組みは保証外という事はよく知られており,俺も知らない訳ではなかったが,当然すぐ壊れる様なものでもないのでこの警告を無視したのである.
構造的には,ラジアルだとフランジの外側にスポークが引っ張られる(この時,スポークからフランジを見るとハブの外側まで最短距離を通る事になる).
しかし,クロスだとこれが斜め横方向に力が掛かるのでスポークから見た場合フランジの厚みはより増大し,結果的に強度が増す訳である.
これだけ見てもラジアルがいかに脆いかという事は解る.しかも,本数を半分に減らしているのでスポーク穴に掛かる負荷は二倍(–;;
本能的に危険を感じない方がどうかしている(笑).
という事で,こんな事もあろうかと16本買っておいた残りの8本を組み込み,カンパ組みを諦める.
反フリー側は普通のラジアルという事になったが,これが曲者で,半分の数ではそれなりにバランスが取れていたのだが,通常の数に戻した途端に反フリー側のテンションが強すぎ,しかもラジアルなのでニップルを回す分量が恐ろしくシビアに.
センターが出たかと思えば,馴染み出しの為に裏表に荷重を掛けた次には1センチくらいセンターを外れているなどというのが当り前の状態に(–;;;
センター出しさえ困難な,完全なる失敗ホイールとなった.
思考錯誤を繰り返し,やっとの事でこのホイールの「扱い」に慣れた結果,いまのところ奇跡的にセンターが出ているので,これ以上はもう触りたくない状態なんだが,気分が悪いのでいつかクロスに戻すと思う.
リムフラップなどを含む最後の荷物がまだ届いていないが,MTB 26インチ用リムフラップを仮に使用し,タイヤを装着してみた.
ちなみにチューブはパナレーサー R-AIR である.
タイヤの幅は実測 2cm しかない….死ぬ程細い.というか,本気で死ぬかも(–;;
最新の状態.ブレーキはもう機能する.
スプロケットとリアディレイラーも装着済.
BB さえ届けば他の必要最低限のパーツは手もとにあるので走行可能な状態に持って行けるのだが.
あさひ遅すぎ.土日休みとかいい加減にして欲しいものである(–;
ロードレーサー部品収集とホイール組み
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