XTRクラスの軽量ホイールを手組み!

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ライトが気に入らなくなった.
二ヵ月くらい使ったが,接触不良なのか,よく暗くなったりする.ブラケットの出来も悪いし,メーカーにクレームを送りつけ無理矢理返品という事に(–;;
で,ホームセンターに返しに行く途中の和歌川.
風が強い日だった.風で逆流してる様に見える.

ちなみに,次の日にサンヨーのライトを買ったが,それも暗すぎて一日で返品(–;
てゆうか,自転車パーツって高すぎ.中小企業ばっかりなのか,使えないものはとことん使えないし,PC みたいに無限にスペックアップ出来る世界ではないので,性能の良いパーツはいつまで経ってもそれなりの値段がする,というのも解るのだが.
でも,たかがライトに \4k- も払って「使えない」の連続というのは,消費者としては許せないのである.
という事でホームセンターあたりに売っているライトでは満足出来ず,ヤフオクで最強のライトを買ったのだが,それは後に紹介しよう.
帰り道,遊歩道にて,人なつっこい猫を発見.



拾ってやろうと思ったが,もうすぐ子猫が生まれそうだった;;
元々飼っている猫に病気を移されるかも知れないし,強風の中30分くらい迷っていると…

すぐ近くの別の場所に同じ模様の猫が…;;
この地域で,兄弟が増殖しているらしい.
案の定,近くの住民が与えているであろうエサ場を発見.
拾ってやらなくても大丈夫らしい.
別の日,オッドアイの白猫を発見.
オッドアイは,片目がほとんど見えていないらしい.
そのせいか警戒心が強く,近寄る事は出来なかった.

さて,前回宣言した通り,ホイールを組んだ.
まずは材料の紹介.

リムは Sunringle DS1-XC. カタログ値では 400g のはずが,実測 440g もあった.嘗めてんのかアメリカ人わ(–;
本当はポリッシュが欲しかったのに,取扱いがないという事でブラックで妥協,その上コレだと,完璧クレームもの.
このクラスになってくると,僅か 40g の違いの為に,幾らコスト掛かると思ってんねん.一本あたり \2k も安い ALEX の XD-LITE のが軽いって….

ハブはアメリカンクラシック Disk130 および MTB225Disc.
6穴 でありながら,XTR より圧倒的に軽い.
しかも,通販などで手に入るものを調べた限りでは,ディスクローターの最軽量は AVID の 100g のものである.
このローターをセンターロックで使用する場合,まず変換が 50g 程度あるので,センターロックのアドバンテージは失われる.
という事は,センターロックの最軽量は XTR の 130g 台 + XTR の重いハブという事になる.
結果,6穴アメリカンクラシックの圧勝.少なくとも重量の面だけでは(–;

グレードF重量(QR)R重量(QR)価格(F/R)DEORE重量差トータル重量差/コスト
XT180g(56g)370g(61g) \3,402-/ \4,914-68g, 82g150g/ \8,316-
XTR145g(56g)270g(62g) \9,376-/\17,062-103g, 181g284g/\26,438-
AMERICAN CLASSIC130g(49g)225g(53g)\8,310-/\15,700-125g, 235g360g/\24,010-

この表を見て解る通り,XTR と比べてハブだけですでに 76g もの差がついている(しかも値段も安い).
さらに AVID のウェーブローターを使用した場合,センターロックローター(135g)と比較して 2本で70g 程度の軽量化が見込める.
ハブとディスクで,最終的に 150g 程度の重量差が生まれる.
世界最高と言われる XTR よりこれだけ軽く(しかも安く!)出来るのはデカい.迷わずアメリカンクラシックを採用.
でもまあ,上には上があるから,XTR もアメリカンクラシックも,クリスキングなんかにはかなわないんだろうな.

そしてスポークは DT Swiss のトリプルバテッドスポーク.
両端で太さが段階的に変化している.アルミニップル込みで,前後(72本)合わせて 300g しかない.
ただし,1本あたり 90円 もする(この後100円に値上がりした.あさひ等ではもっとする筈).
その上「大丈夫かよ?!」ってくらい細いので,強度も心配ではある.

リムの重量が妥協出来ないレベルではあったが,時間的な問題で返品も嫌だったので目をつむる事に.
後に紹介するホイールスミスのスポークプレップを使用し,あっという間に組み上がった.
結果,QR 込みで フロント760g, リア 870g という,実売8万円程度の シマノの XTR 完組ホイールより軽いホイールが出来上がった;;
スカンジウム合金のリムを使えば,さらに 200g 軽く出来るんだが…さすがに予算的にいまは無理!

タイヤは Schwalbe Fast Fred をチョイス.2.0インチの太さにして平均 350g という有り得ない軽さ.
それもその筈,ノブが限りなく低い.あっという間にすり減って終了か(–;
チューブも 100g の MAXXIS フライウェイト にしてみた.
チューブレス化も検討したが,信頼性に疑問が残る様に思われた.重量的にもこの軽量チューブなら大して変わらないので,慣れているチューブドタイヤという事に.レースに出るならチューブレス化は必須と思われるが.
最終的な結果は,本当に飛ぶ様に走る.高いだけあるなと実感!
これはサドルの後ろにつけるボトルケ−ジのマウント.
たかがマウントに 110g は受け入れられなかったので,穴開け加工とサンダーで肉厚を削り,20g の軽量化に成功.


ポリのボトルは抵抗があったので,ペットボトルをチャリのボトルとして利用出来る便利ツールを購入.
ただし,見た目的に「ママレモンつけて走ってんの?」と思われそうなので,ペットボトルのラベルは剥さないほうが良いかも知れない(–;
あと鍵だが,70g の例の鍵はあっという間に壊れた(–; 信頼性にも疑問があったので,ワイヤーだけを流用し,本体はカラビナタイプに変更.
黒い台座は,ワンタッチで取り外しの出来る鍵ホルダーである.便利.


これがヤフオクで買った現時点での最強ライト.9灯で18万ミリカンデラ.
昼間でもこの明るさ!

ただし,ブラケットが汎用品.角度調整可能でモノ自体は悪くないんだが,そのサイズがちょっと….
ハンドル周りはすでにここまで圧迫されている.

全景図.だいぶスパルタンな印象に.

ヘルメットも買った.
OGK 等の近所で入手可能なものにしようか相当迷ったが,どれもベンチレーションの形が気に食わないので良いものを奮発.
キャットライクのディアブロである.
造形は素晴らしい.どこからが発砲スチロールでどこからがプラなのか,どうやって作っているのかも解らない(–;

最後に道具でも紹介しよう.

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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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