GPS用地図の自作方法.Garmin etrex LEGEND Cx購入

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Garmin etrex LEGEND Cx を落札.
マイタックの Mio やら携帯内蔵 GPS やら,いまでは様々な製品がある.
が,どれも日照下で使えなかったり,バッテリーが専用リチウムイオンであったり,4時間しか駆動しなかったり,防水じゃなかったり,ゲイツ OS であったりして,信頼性が求められるシーンでは全く役に立たない.
本気で GPS を使うなら Garmin 社の製品と相場は決まっているのだが,さすがに高くて,同クラスの日本語版ハンディ GPS なら軽く 10万円とかする.
普通に無理なので,気圧高度計非搭載モデルの英語版の型落ちの中古を2万円でゲット(–;
と言っても美品だし,カラー液晶だし,MicroSD カード対応と,必要な機能は網羅している.
腐っても最新機種より一つ前の機種.ここまで安くなったのは,主にヤフオクへの複数業者の参入で値崩れ気味という事情がある.
しばらく前までは,この予算ではモノクロでメモリが内蔵 8MB のバージョンとかしか買えなかったので,メチャクチャお買い得である.
しかし,安物には違いはないので,当然の事ながら,ある程度やる気と知識がないと使いこなせない.
購入後,日本語 PDF マニュアルの印刷と,ファームウェアのアップデートと,フリー地図のインストール(下記参照)を行った.
俺の場合,昔から Garmin 社の GPS を買うと決めていたので,その為の用意があった.
つまり,国土地理院が配付している 1/25,000 全国地図を曲線データに変換して(Pentium4 3GHz のパワーを持ってしても 10日ほど掛かった(–;)フリー地図を作っていたのである.
オリジナルの地図は単なるビットマップなので,これを曲線データに変換し,別の様々なソースから地名や山岳名や駅名を取り出し,全てを合成して作成した地図である.
英語版 GPS そのものは日本語を表示出来ないので,これらの地名は予めローマ字に処理されている.
付属したメモリカードが 64MB だったので日本全国は無理だったが,それでも取りあえず関西全域は入った.
以下の様な周辺ソフトを導入した.

  • MapView25000: 地図変換ソフト.
  • MapEdit: 上記で変換した地図をプレビュー&修正.
  • img2gps: 作成した地図を GPS に転送するソフト(とフロントエンド).
  • MapSource Track & Waypoint Manager: 純正の支援ツール.
  • Garmin WebUpdater: ファームウェアアップデータ
  • カシミール3D: 3D地形表示ソフト.GPS からトラックログを吸い出し,.trk に変換する.
  • trk2googlemaps: トラックデータから Google Map な html を自動生成.
  • Google Earth: 高いので GPS 機能はレジストレーションしていない.

勿論 GPS 自体としても超快適.
1/25,000 全国地図が片手に,しかも,単3乾電池2本で 20時間も動く.
本来10万円もする機能を2万円で実現出来てしまった(笑).
トラックログを描き出せないとつまらないのだが,カシミールの高度データや Google Earth は有料である.
で,フリーで出来る方法を色々と調べて実現したもの.
陸橋渡ったのとか再現されてる…凄い精度である(笑).

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書いた人

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