E-SKY E004
購入時点で,最もコストパフォーマンスが良いと思われた機体.
商品内容は,完成機体,バッテリー,充電器,プロポ,プロポ用アルカリ電池(単3×8),交換用クリスタル,FMS 入り CD-ROM,プロポ用 USB ケーブル.
これら全てが付属し,なんと \10k- 程度(–;;;
冗談抜きで \10k- で誰でも飛べる様になる恐るべき中華セットなのである.
取り合えずメインとテールの予備ローターを 1セットずつと,アメンボを買ってみた.
初飛行では…まぁなんというか,調整が出来ていない感じ.
常に当て舵が必要で,4in1 でテールローターの回転ををプラス側に限界まで調整してもまだ弱い様だ.
早速改造開始.まずはダサいデカールをすべて剥し…
テールフィンを整形&貼り直し.
バッテリーサポートを前後逆にし,前部にアメンボを切った 2mm カーボンを延長.
純正バッテリーと 2セルリポ両対応に.
左が純正ブレード,右が低揚力化したブレード.
回転数を稼ぐ事でジャイロ効果が高まり,安定性が増す.
が,後に解ってきた事だが,トラッキングが狂いやすい.
もっとも,純正ブレードもすぐに狂うが….
フライバーを金属化.上記のブレードと同じく安定性が増す.
フックとして使われていた.多分溶接棒(–;;
叩き伸ばし,ペーパーをかけた.
そして king2 のサブフレームとスキッドを加工移植.
分解中の写真.
バッテリーサポートを 1mm アルミ板で作成.
テールブームをアルミ化.これは,ブレードで叩いた時にヘコんでそこから曲がる事が解った.
ブレードの半径から先端部分はカーボンのままが良い様だ.
4in1 をマスト下に移動.
ジャイロ感度が増すと言われている.
メインのベアリングを日本製に交換した.
精度が明らかに違い,多少トラッキングがずれたブレードでも振動を押えられる.
テール回り.
ノーマルではよくプロペラが外れる.
一度カーボンのシャフトが折れた事もあった.
夜中に駐車場のどこかにベアリングが落ちて,一時間以上 LED ライトを持って探し歩いた(–;;(ちなみに,見付かった)
対策として,予備のベアリングを買う変わりに,ロッドストッパーを買ってシャフトが抜けない様に固定した.
ところが,この状態ではクラッシュ時に衝撃が逃げず,モーターのシャフトが曲がってしまう事が解った.
そもそも風力がまるで足りず,素早く必要な姿勢を取れない事から,バランスを崩してそのまま制御不能→墜落という事もしばしば….
問題アリアリなテールである.
やってしまった(笑).
フレームの大幅な軽量化,アメンボ外し,フライバーウェイト取り外し,リンクロッドをスワッシュプレート外側に変更などなど,まるで別物のヘリなくらい,一気に運動性能上げすぎ.
風も強く,コントロール不能が数回で落しまくってこの有り様に;;
まぁ壊れたのがタイミングヨークとパドルコントロールフレーム,ブレード,キャビンだけというのもゼロヨンの凄い所かも.
ノーマルプロポでは当然エクスポ設定(スティック中央で舵利きを甘くする機能)などがないので,スティックそのものをネジで調節して長くしてみた.
移動量が増える事で,見かけ上舵利きが鈍くなる寸法である.
ところが,日本製プロポであれば二重ネジで固定出来るのだが,中国製の怪しいコピープロポでは,緩めたら緩みっぱなしである(笑).
そこで水道用のシールテープを巻いてみた.若干マシ.
テールモーターを GWS-50XC に変更.
プロペラは付属の 3030 だかの小さい奴をシャフトに直接差し込んだ.
これで大丈夫かよ?ってくらいショボいペラだが,飛行機用なのでかなりの回転である.
ラダーは結構機敏になった.
またやってしまった;;;
テールモーターがパワーアップしたのが嬉しくて,ピルエット(初歩技…笑)の練習中,バランスを崩してそのままコントロール不能に.
リカバリー中に運悪く電柱に激突し,2~3メートルから落下.
フレームの予備は確保しているが,もったいないので半田ゴテ溶接で直した(笑).
暫定的だが,古いノーマルスキッドを改造し,アメンボ専用スキッドとして復活.
クイックの RD-360SK 5028 モーターがやっと届いた.
11T ピニオンと組み合わせて使用したが,ノーマルブレードを低揚力化したブレードではジャイロ最高でもテールを押えられない.
買ってあった EP キャリバー用のブレードに交換.
アメンボ専用スキッドの構造.
カーボンの足にゴム管をかぶせて,ショック吸収効果を持たせている.
テールサポートもいまやこの有り様.2mmステンレス棒で作成.
新しいフレームを組み立てた.
いまのフレームで限界まで練習してから移植の予定.
さらなる墜落を繰り返し,フレームに限界が来たので移植した.
アルミパイプでテールサポートとマストサポートを製作.剛性バッチリ.かなり安定する様になった.
king2 のスキッドも,パイプ部分が折れたのでホームセンターのアルミパイプで製作.
現在のテール.貫通+ビス締め込み式に改造.50XC 専用テールである.
ノーマルよりははるかに使えるが,急上昇した時に反トルクを押えきれない事がある.
急なエンコン操作は禁物だが,回避やリカバリーなどに限ってそういう操作が必要になり,さらにバランスを崩して墜落,というのが始末に困る.
そもそもテールモーター方式では,テールの出力調整はジャイロに依存している.
6ch のベルト駆動方式だと,確かにジャイロによってテールのピッチは操作されるが,回転数はメインと連動している点が良さそう.
ここまで改造してやっと普通に飛ぶ機体となってきたが,同時に,ゼロヨンの限界点がそろそろ見えてきた.
余っていたアクリルサンデーでキャビンを製作.左が初代,右が二代目.
ついにキャビンまで自作する様になった(–;;;
それだけ買うのとか,送料勿体無さすぎて;;
ノーマルのバッテリーサポートを改造し,king2 スキッドに適合する様にした.
軽くなった分(僅か 20g 位の差だが)劇的に起動性が上がり,久しぶりに驚いた.
雨の日のヘリクラブ,某ガレージの中で飛ばしていて,柱に激突,そのまま引っかかった(笑).
全員爆笑.
king204 製作の為メカ類を剥がされてこの有り様に….
一応復活.が,Quick RK-370 が焼けた為,ノーマルモーターを搭載している.浮かない;;
テールを着脱可能にした.