モバイルバッテリーを格安で自作する

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目次

  1. モバイルバッテリーを格安で自作する
    1. 18650 電池とは?
    2. リチウムイオン電池の動作電圧
    3. 電池の抜き取り
    4. ケース
    5. こうゆう例もある
    6. 注意点

モバイルバッテリーを格安で自作する

私はここで紹介する方法で手に入れた18650 電池を 40本以上保有しており, モバイルバッテリーばかりが増殖している(–;;
この方法を知っていれば,普通にモバイルバッテリーを買う気などなくなります.

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18650 電池とは?

その名前を知らない人でも,現代人なら,絶対に使った事がある筈.
ノートPC, 最近の電動工具,充電式掃除機などのバッテリーパックの中身には,大抵この電池が使われている.
サイズが 18mm x 650mm なのでそう呼ばれる.実は種類があって,

  • ICR: コバルト
  • INR: ニッケル
  • IMR: マンガン

が使われているが,とりあえずここでは気にする必要はない.

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それよりも,セルに過放電/過充電防止のコントローラーチップが搭載されているかどうかのほうが問題.
フラッシュライトなどに使う場合,ワンチップ化されたコントローラーがセルの直径と同じ基板に載って電池本体にくっついている.従って コントローラーの分長さが長くなる
写真の左はコントローラーチップ搭載.
通常,以下の作業にて殻割りする場合は,チャージコントローラーは外部の基板に依存している筈なので,セル単体ではコントローラーは搭載されていない筈.

後述するケースには, コントローラー内蔵のセルは長さの関係で入らない事があるので注意

リチウムイオン電池の動作電圧

どんな種類の電池にも,最適な動作電圧とゆうものがある.
リチウムイオン電池も例に漏れず,通常は 3.6v~3.7v 程度が下限電圧であり,満充電状態で 4.1~4.2v くらい.
この範囲内で使用しなければならない為,上記の様に電圧を監視,制御する為のコントローラーが必要なのである.
まともな設計のバッテリーパックなら,各セルはコントローラーの監視下に並列で接続されており,各セルが個別にバランス充電されているのが普通.

ただ,電池は放っておくと,自然放電により,電圧は勝手に下がっていく.
3.6v を大幅に下回った場合,コントローラーは,そのセルを不良としてマークする.
こうなると,充電器はエラーを返し,正常に充電出来なくなる.これは誰もが経験がある筈.

しかし,自然放電で勝手に電圧が下がっただけなら, セルはまだ生きている可能性が高い
これが,殻割りによるリチウムイオンバッテリーの再利用の要である.

電池の抜き取り

ダイソンの掃除機のバッテリー.
職場の同僚が捨てるとゆうので,だったらクレと言って貰ってきた.
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外骨格を破壊する.
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スポット溶接されているタブを剥がす.
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樹脂製のケース.
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どうやらこのケースの内側で温度監視の為のセンサーが貼り付けられていたらしく,取り出す時に破壊されてしまった.
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これも.
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このケースはいずれ再利用出来るのでとっておく.
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予想通り,全セルのうち二本が低電圧症状に陥っていた.
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マルチ充電器で充電してやる.
1.5v程度であればニッカド/ニッ水電池として認識する.
当然100%を超えてもまだ充電出来るので,一度取り出して再度充電器に入れてやると,今度はリチウムイオン電池として認識し,4.12v程度まで充電出来る.
が,この時,本当にそのセルが生きているかどうか はくれぐれも注意して充電する事.
発熱するなど,異常がある様であれば当然ながら使用は控えるべき.
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続きます

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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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