MTB にダウンヒルバーを装備

まず，前回の 100km テストで必要性を感じた空気抵抗の低減アイテム，ダウンヒルバーである．
ルール上，ドラフティングが禁止されているトライアスロンの世界で生まれた装備．スキージャンプ選手のフォームから着想を得たと言われている．



しかし…
MTB にコレはイケてないな(笑)．ヘラクレスオオカブト？
10～20km程走ってみて解ったが，通常の先端部を持った時と比べて，その手前を持った場合でも，空気抵抗はそれ程変わらない事が判明．
さらに，体重を預けきってしまう様な乗車姿勢は，この辺の交通事情ではかえって危険と判断．
結局，ショートタイプに仕様変更(軽量化の為，購入前から切断する予定ではあったし)．

STX-RC クランクセット．
最近のディオーレの様な，中空極太クランクはデザイン上あまり好みではない．
フロントディレイラーが STX-RC だったし，それに合わせちゃえと．
どうですか，このクロームの輝き．
42/32/22 170mm 仕様．
ワイヤーをメンテナンスした事もあって，リアもフロントも極めてスムーズに変速する様になった．

そして PD-M502 ビンディングペダルである．

台湾から航空便でやってきた AVID 製の世界最軽量(？)ローター．
たった 100g しかない．
もしこれに 100g 程度の油圧キャリパーを組み合わせたら…．
重量面でも V ブレーキに迫りつつありますな．

全景図．XTR クラスを諦めたおかげで，もう完成に近付きつつある．
あとは，旧ホイールをもう一度組み直してダスタープロを履かせ，そちらをオフロード用に．
\50k-ホイールにオンロード用タイヤを履かせて両者を使い分ける位だろうか．

もう一つ 100km 走行テストで必要製を感じたアイテム．
輸行バッグである．
片道を走り切ったあと，同じ道を帰るのは苦痛ですらある．
仮に 100km 走る予定なら，片道をチャリで，片道を電車にすれば，より楽しく遊べる訳で．
あさひ製，ボトルケ−ジに収まるくらいコンパクトに仕上がっている．

雨の森ヒルクライムの後の舗装路ダウンヒルでサングラスの必要製は感じていた．
が，サングラスはぶっちゃけチャリアイテムの中でも特に高い．
一流メーカー(スワンズやブリコ)のものだと 1万~3万くらいはザラである．
安いものを探したが，信頼製，機能共にどうにも不安が…．
諦めてブリコの KLIPKIT を買おうと思った時に発見したのがこの Cat Scan UV400 である．
サイクルコンピューターなどで有名なあのキャットアイの製品なのだから，俺的には十分信頼出来る．
が，スポーツサングラスとして注目される様な商品ではないので，結局送料込み 700円で落札(笑)．
不良在庫処分品，つまり新品である．超お買い得．

Sarin に 18万ミリカンデラ LED を一つ売却する事になったので，ヘルメットライト仕様に変更．
ヘルメットにマウントする汎用ブラケットを探したのだが，商品化されていないのか，見付ける事は出来なかった．
そんな訳で，2cm角のゴム板とリリースつきのタイラップで自作．
フロントの軽量化のみならず，バックライトなしサイクルコンピューターでも，夜間走行で使える様になる．
画期的．

ビンディングシューズとクリート．
SPD にするか，\1,000-程度で揃うトゥクリップ&トゥストラップにするか迷ったが，安全性を考えると後者では不安だと感じたので奮発．
といっても入門クラスだが．


ビンディングを使うこの日の為にスタンディングを練習してきた．
信号待ち程度なら十分立っていられる様にはなったが，スタンディングとビンディングを外すスキルは別モノであると感じた．
なので，バランスを崩した時にとっさにビンディングを外す練習をこんな砂場で実行．
これからコケると解っている時に外せても意味がない．飽くまで不意の転倒を演出すべきである．
予想では，砂に足を取られスタンディング不能→ビンディング解除，の練習になると思ったのだが，意外と立っていられるものである．
しょうがないのでバニーホップで砂場突入…おもいっきりひっくり返ってしまった．砂場なので怪我はないけど．
この次の日の，ビンディングでトライアルしてた時の転倒に比べたら全然平気である．

ビンディングの効果やいかに？
という事で雨の森アタック開始！(そろそろ飽きてきたが)
結果は32分であった．
万全の体制を整え，限界ぎりぎりのアタックでも，自己ベスト28分にはまだ届かない．
が，あと4分を縮める事は，恐らく可能である(前回は36分だったし)．
これはもう，気温とか湿度などの外的要因としか考えられないだろう．
なので，今後はもう涼しい時にしかタイムアタックはしない．