ロードレーサーのフレームを購入

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100km 前後のツーリングともなると,MTB ブロックタイヤだと辛い訳で.
1.25スリックなロード仕様ホイールを用意しておく,というのも一つの方法だが,どう頑張っても重量,空気抵抗はロードにはかなわない.
という訳で,ロードも視野に入ってくるのだが,ドロップハンドルに抵抗あるしなぁ.
色々調べているうちに,俺がロードに求めている機能が見えてきた.
と,同時に,そうした個人的要求に答えられるバイクは,現在手に入る既成品には殆ど存在しない事も明らかになる(–;
まずホイールサイズ.700C ではなく,どうしても 650C にしたいと考えた.
加速性や登坂性に優れ,空気抵抗も小さい.なにより俺の身長では 700C ではバランスが悪いし,26インチに乗り慣れているので 650C ならば持て余す事もないだろう.
FELT S32 ならば概ね合格だが,ヒルクライム能力の不足(要STI/トリプル)で決定打には至らず….ローン組んでまで買おうかとかなり悩んだが(–;
やっとその気にさせるバイクを見付けたのがコレ(無断転載).
十年前のキャノンディール R700 トライアスロンモデルである.
トライアスロンバイクとは,ロードのさらに空力を極めた自転車,と思っていい.

MTB の影響で近年はロードもスローピングトップチューブが主流だが,これも気に入らない点のひとつである.
R700 はその点まさに理想的なホリゾンタルトップチューブだし,立ったシートステイが剛性感ありまくりでいかにも加速しそう.
しかし,状態は良くないし,そもそも搭載されているコンポーネントはどう考えても時代遅れも甚だしく,このチャリを落札しても,使えるパーツは恐らくフレームだけであろう,という点を考え,今回は見送る事に.
結局,6万以上の値がついていたが,いかにも26インチロードの品薄状態を示している値段である.
ちなみに WEB を漁りまくってゲットした R700 の画像(無断転載).
殆ど情報がなく,これだけしか見付ける事が出来なかった.
が,どれも気合い入りまくりでとことんまでカスタムされている.
三枚目のスピナジーホイールついてるやつヤバいって;;このままトライアスロン出場出来そう(–;



上記の R700 を買っても「使えない」と判断した点として,駆動系の貧弱さが挙げられる.
今時 2×8 じゃ,やる気も起こらんでしょ(–;;
空力特性だけでなく,ヒルクライムもやりたいので 650c を選んだ訳で,そうなると STI の操作性と3x10s の 30速というアホみたいな変速能力と MTB 並みのギア比で坂を登りたいんだ(–;
しょうがないのでまたしても自作の道に….
そして購入したフレーム(笑).
キネシス製650Cアルミフレーム.カーボンフォーク付き,約 2.2kg である.
今日び主なスポーツ車メーカーでは,エントリーモデルはベトナムや中国で,中級モデルは台湾で,上級モデルは自国で生産している.
キネシスは台湾のフレームメーカーの中では一流であり,それならば信頼出来るだろう….という事で.
しかし,BB はおろかヘッドパーツさえ付いていない.
これから時間をかけて,全く何もない状態から理想の一台まで組み上げて行こうと思う.



それはそうと,一晩かけて旧ホイールを一旦バラし,また組み上げた(–;
以前の状態でも使えなくはなかったが,ホイール組みの腕が上がったので,それを反映したいなと.
組み方もシマノ組みに変更した.
手をかけてやれば愛着も湧くし,オフロード用とオンロード用のホイールを使い分ける,というのをやりたかったんだが,やっぱりどう考えてもこの重さはちょっと…;;
で,重いワイヤービードのセミスリックなんぞ履かせている訳ですが….いや,ロード制作資金捻出の為にまとめて売り飛ばそうかな,と(笑).
(ロードが完成すれば,そもそも MTB 用のオンロードホイール自体が必要なくなるんだよ)



以下,作業中の写真.
ホイールスミスのスポークプレップとDT のアルミニップルを使用した.
ハブはグリスを洗浄,デュラエースグリスに変更し,ハブナットを緩目にした.

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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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