マキタ チップソーカッター CS553DZS 購入レビュー.12mm鉄板を切ってみた!

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12mm 鉄板に挑戦!

ついにこいつに挑戦する時が来たか.
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12mmですよ!
メーカー謳い文句では,12mmでもラクラク…らしい.
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こんな感じに自作定規をセット
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切れた…けど,ラクラクとはとても言えない感じ.
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切り粉.熱々ですよ.
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ダストボックスが内側から溶けたorz
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マキタサポートと交渉

というか,商品ページに「12mm鉄板もパワフル切断」と書いてるクセに,よく見るとその下に「厚物用チップソーを使用しています」と 小さく 書いている….
おいおい… 商品ページに12mmも切れると書いている以上,デフォルト状態で12mmが問題なく切れないとおかしい訳だが?

販売店にクレームを入れたら「デフォルトのチップソーでは1~5mmまで」と言う.
いやいやいや,そんなん知らんわ. 殆ど詐欺やんけ! だったら商品ページに書くべきは「12mm鉄板もパワフル切断」ではなく「1~5mm鉄板までは何とか切断」だろう?
それに,ちょっと良い刃のデフォルトのDCホワイトメタルの「如何にも切れます!」的なアピールも止めろよ….
天下のマキタさんが,そんな騙し討ちみたいな売り方をするのか?

12mmが切れるというから買ったのに,なんでオプションの厚物チップソーやら溶けたダストボックスの補修部品を買わないといけないんだ? 
この店員もよくもまぁ「デフォルトの刃は1~5mmまで」などとしゃあしゃあと言ったもんだよ.そんなのは詭弁であって,物理の法則は変えられない.そもそも,厚物チップソーを使用しようがデフォルトのDCホワイトメタルを使用しようが, 12mm鉄板を切る為に必要なエネルギー量は変わらない.
つまり,発生する熱量は一緒であって, そもそも鉄を切る道具にプラスチックのダストボックスが装備されている事が論外 なのである.

その証拠に,オプションでこの問題に対策済みの,内側にアルミ板を貼り付けたダストボックスが純正で用意されている….
要するに,メーカーも問題を認識している訳だよ.
あとでサポートと話して知った事だが,この対策済みアルミ仕様のダストボックスは40V MAX版のチップソーカッターと同時に登場したものらしい.
(恐らく構造が全く一緒で流用と思われる)

3.5万円も出してこの程度の商品というのは,ハッキリ言って全然納得出来ませんね,個人的に.

とりあえず,店の人はこの商品に詳しくないので,マキタと話をしてくれと言う.
その日のうちに地元のマキタサポートから電話があって,上記の様な主張をすると,全面的に「 その通りですね 」と.

(※販売店にもマキタサポートにもものすごく穏やかに紳士的に話しておりますので,その点は誤解なきよう)

そんな訳で,補修部品のダストボックスを無償で送ってもらえる事になった.
サポートの質はさすがに良いかなと.

結論

12mm鉄板の切断は激しくお勧め出来ません.
(コイツで本当に12mm鉄板に挑戦する奴もそうそう居ないとは思うが…)
大事な事なので二回言いますが,例え厚物用チップソーを使ったところで,発生する熱量は一緒,プラスチックはプラスチックです.

ただ,軽量鉄骨などをメインに切るのであれば,これ以上に便利な道具はないですね.
そういう意味ではお勧め出来ます.
あと,木工用丸のこを買う予定の人も, もし少しでも鉄を切る予定があるなら,絶対にチップソーカッターを買っておくべきです.
木工用を買ったら絶対に後悔すると思う.…少なくとも私なら後悔していただろうとそこは自信を持って言えるかな.

角度切りなんかどうせ使わんから(笑). だったらその分で鉄を切る能力を手に入れておいたほうがよっぽどマシです.
(別に鉄工はしないという人でも,鉄製の棚なんかを解体するのに大活躍する筈です)

【追記】
壊れた洗濯機をバラしてみました.
予想通り,大活躍です.
まぁ,樹脂の洗濯槽だけなら木工用丸ノコでも出来てたとは思うけど.
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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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