WM-61A 自作コンデンサマイクの紹介

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WM-61Aとは?

秋月電子通商で売っているエレクトレットコンデンサマイク.
そのマイクカプセルを利用し,ジュラルミン製のパイプに納めた超小型軽量の自作マイクがコレ.
(端材がなくてやっつけで75Ωのケーブルを使ってるのでそこは真似はしてはいけない)

今まで真鍮製の RCA プラグのケースを改造してカプセルを格納していたが,ジュラルミンのパイプに変更した.
軽くなったのでコードで「自立」する.服とかギターのストラップにクリップで留めて使う事が出来る.マイクスタンドが不要に.
(二本あるのは「漫談(原発問題トーク)」を想定しているから)

WM-61Aは野外録音ヲーオタの世界では有名なもので,極めてフラットでクリーンな音を録る事が出来る.
回路も含めて一セットあたり100円程度で製作出来,楽器への内蔵にも使い易い.
これは自作の卓上スタンド.

長らくSM-5*系を使っていたが,20年くらい掛かって,自分があの音が嫌いだという事に気付いた.
回路は自作のケースに収めている.

今まではこんな感じの電源回路&電池ボックスを作っていたのだが,これはこれで,ストリートではこんなんでも邪魔になるんだよな.
コンパクトエフェクタ−とかも排除していってるから,なるべく持ち歩きたくない.

そこで,電源回路そのものをY字ケーブルに内蔵する事に.

RCA 側ジャックのケースにコンデンサマイク電源回路,アンプ側プラグにパッシブミキサーを内蔵している.
9V電源は4芯のケーブル(MDR-CD900の廃品)を「逆流」して,RCA側に給電している.
アンプ側にステレオプラグ&ジャックを使えば,リングからアンプの豊富な電力を給電出来るので,この電池も不要になる.
ただし,通常のモノラルプラグ刺せばショートしちゃう訳で,このシステムしか接続出来なくなる(まぁファントム給電スイッチみたいなの付ければ回避出来るけど).

同様の手法を使えばカホンやギターも電池の搭載が不要になる「バスパワーでのアクティブ化」が実現出来るが,「汎用性」という観点から評価するならば,あまりスマートとは言えない.
スタンドアロンで動作してこそ完成度が高いと言えるので,敢えて電池はココなのである.

カホンに内蔵しているもの.

シンバル内蔵カホンの紹介はこちら

注:WM-61Aは今ではもう手に入りません.互換品は売ってるけど,音が違うと言われている.

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