シマフグを色々な料理にして食べてみた

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頭骨,カマ,中骨のぶつ切りなどを鍋で.
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まずはフグ.
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野菜投入.
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うむ,これは旨い!
基本的には煮付けの時と同様だが,野菜ともポン酢ともよく合う.
結局肉は入れなかった.フグだけで十分である.
あと出汁もそこそこ良いのがとれる.
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唐揚げ/天プラ

小麦粉を付けて油で揚げてみた.
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これは相当旨いぞ!
鶏肉をフルフルになるまで柔らかくしたらこんな感じなんだろうな.
でも肉を柔らかくすると言っても限界がある訳で,方法としても圧力フライヤーなどあるにはあるが,ここまでは柔らかくはならない.
そこでフグ肉ですよ!って感じ.魚っぽさはあまりないとも言える.
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カホク山椒を振りかけてみた.これもまた旨し!
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干物

塩水に漬け,冷蔵庫で干物にしてみた.
左: グリルで普通に 右: フライパンでオリーブオイルで.
うーむ,不味くはない.が,もっと鶏肉感があると思ったが,そうでもなかった.
普通にやや締まった魚って感じ.オリーブオイルとの相性は悪くはないと思う.
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ヒレ酒

ヒレをこの様に張り付けて干してみた.
(尾ビレは縦に半分に割いている)
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で,直火でヒレを炙ってから熱めの熱燗に投入,二〜三分蓋をしてエキスを抽出,開封と同時に火を付ける.
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こ,これはうまい!!!!!
ウイスキーの様な味と風味とコクであるが,味の基本構造は飽くまで日本酒って感じの不思議な味.
高い酒である必要はないと思う.いやむしろ,安い酒を美味く飲むための工夫って感じかな.
まぁぶっちゃけると,そもそもフグヒレである必要性はなく,ヒレならなんでも一緒であろう.
実際,後日エソヒレでやってみたが,違いは解らなかった.
ヒレ酒がここまで旨いとは知らなかった.もっと早くに試すべきだったな.
なんせヒレなら幾らでも手に入るからな(笑).
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私的ランキング

以上,ざっと調理してみた訳だけど,優劣をつけるとするならば以下の通り.

  • ヒレ酒(ダントツ)
  • 唐揚げ
  • 煮付け/鍋
  • 干物
  • 刺し身(最悪)

ちなみに皮の湯引きもやってみた.
まぁフルフルのコラーゲンて感じなのだが,皮引き(トゲトゲをすき取るやつ)がまともに出来たもんじゃなく,ザラザラした皮が残った微妙な湯引きになってしまった.
見苦しいのでブログネタ的には不採用.
てゆうか,あれは簡単にやってる様に見えるけど,かなりの職人技だと言わざるを得ない.
元調理師で刃物研ぎマニアで普段から魚捌くのに慣れてる私にして,出来ないと言っているのだ.
イーバリン(モーラもどき)の様な別次元のクソ切れ味を誇るナイフでさえ,まったく切れないと言って良いレベルにすき取れない.
ただ,これもおかしな話なので,もしかすると鮮度に関係するとか,下処理が要るとか,何か秘密があるのかも知れない.
ブリのうろこ引きも,天然モノは相当難しいが養殖カンパチは極めて容易であった.

まぁこの辺も,次の機会があれば検証してみるつもり.
以上,参考になればと.

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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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