半自動溶接用ワイヤーを10kgリールから巻きかえてコストダウンする

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半自動ワイヤーって高いですよね?
現在,私がメインで使っている溶接機は1kgの家庭用リールしか装備出来ないので,業務用の10kgリールから巻き変えてコストダウンを図っています.
この手法により,ソリッドワイヤの価格は1kgあたり480円までコストダウン出来ますので,その手法を公開します.

半自動溶接用ワイヤーを10kgリールから巻きかえてコストダウンする

これが10kgのリール.クソ重い.
よく考えてみれば,こいつをダイレクトに搭載できる溶接機は送給ローラーの性能はハンパないな….

万力に適当なアングルを立て,さらに適度なフリクションとなる様にウエスなどを被せてから軸を通す.
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絶対にワイヤーには素手で触れてはならない.あとあと錆びてくるので.
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こんな感じで小さい家庭用のリールに巻き変えていく.
せめて200mm(5kg)のリールが搭載できればコスパはそこそこなんだけども.
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一定のテンションを掛けながら,なるべくキッチリ詰めて巻いてゆく.
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しかし,丸々一本全部を手動で巻くのはハッキリ言ってクソ面倒くさい.
制作中にワイヤーを切らして,しかも予備がない時などは発狂しそうになる.
という事で,慣れてくれば適当にシャフトを作ってドリルで巻き取るのもアリ.
ただし,回転方向はよく考えないと,ナットが緩んで全体が バラバラバラバラー って一番やってはならないアレをやってしまう事になる.
それこそ本気で発狂しそうになるので要注意!
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ちなみに,私の使っているワイヤーはこちらのTOAN製 0.8mm 10kgです.

使用感はSUZUKIDと変わらないかな?
まぁ所詮はソリッドワイヤーなんで,ノンガスワイヤー程には性能差は出ないと思う.
むしろアーシングやコンタクトチップの消耗とかのほうが溶接品質に直結するので,その辺に気を使う事にしている.

以上,参考にしてみて下さい.

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書いた人

me 小津雪ヲ: 生きるとゆう事は,雑多な問題に対処するとゆう事.
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