天気予報の降水確率は大した事ないけど,空はかなり雲っていて雨が降りそう.
せっかく走る準備をしても,ロードでガッツリ遠出して雨に降られると悲惨な事になりかねない.
こんな時は MTB で,すぐに帰れる近場の山(雨の森とか)でお気軽トレをしたくなる.
だったらこの前まで乗ってた MTB を処分するなよ!と我ながら思うが(–;
たぶん降らないだろうと信じて走る事に.
高野山方面にするか紀ノ川沿いにするかだいぶ迷った.
ここが両者の分岐点.野上ショッピングセンター.
結局,紀ノ川沿いへ.
たまは改札で仕事をしていた.
が,売店のク○ババァ,人が買おうとしてんのに目の前で無視して電話続けてんじゃねーよ!
貴志川の「町の自転車修理屋さん」にはじめて寄ってみる.品揃えは和歌山より良い感じ.
挨拶料としてドイターの裾バンドを買う.
紀ノ川沿い(はじめての南岸)を本気モードの 35km/h 巡航で順調に飛ばす.
河口大橋を渡る為に住金前を通るが,突き当たりのコーナーで落車した.
貴志川からずっと本気モードで直線を飛ばしてきたので,スピード感が麻痺してたというか….
ライン上のキャットアイに気付いた時にはもう乗り上げていた.
ていうかこのキャットアイ,マジで洒落になってない.普通反射板は黄色だろうが!?
白線の上の銀色のキャットアイに白の反射板って…気付くかよ!
そして,僅かの空気抵抗改善の為にDHバーを握りっぱなしだったが,これがまずかった.
ロデオよろしくフロントが大暴れ.
多分,ブラケットを持っていたらリカバリー出来たと思うが,DHバーから手が離れたら,後はもう放り出されるだけしかない.
モチベーションが途切れたので雑賀崎はキャンセルしてダラダラと帰る.
走行距離: 56.72km
走行時間: 2:19:26
平均速度: 24.4km/h
最高速度: 47.0km/h
総走行距離: 3,316.8km
体重: 59.4kg(食後)
ケガは,右膝,大腿部のすりむきが少々.左手の親指の爪が1/4程削れて肉がむき出しに.
ユニフォームはレッグウォーマーが明らかにお亡くなりになった.
レーパンも少し破れており,以前別の所を縫って修理してる事もあって,これも没に.
いつかロードで落車する事は解っていたし,自転車をやってる以上,覚悟は出来ていたので,まあ特にどうという事もない.
ただ,この年末にチャリンコの修理というのが,パーツの入手難(どうせあさひはたっぷり休むだろうし)でまたうっとおしい.
しょうがないので,どこまで出来るか解らないが,取り合えず修理をはじめてみた.
まず,ディレイラーハンガーが少し曲がったらしく,テンションアームがスポークに擦っていた.
これは,コケたその場で力任せに戻す事で改善.元々の変速性能を取り戻したので,これで良しとする.
リアディレイラー,サドル後ろ右側のボトルケ−ジ,右 STI レバーにそれなりの傷が入っていたので,ヤスリで整形後,1000番までのペーパーがけ.これで殆ど気にならなくなった.
ハンドルは曲がってしまっていたので買い替えようかと思ったが,また同じ J-Fit は高くて馬鹿らしいし,なによりもったいない.
よって完全摘出し,バイス台で固定して力任せに修正.殆ど気にならないレベルにまで改善した.
バーテープはズタボロなので当然交換.こんな事もあろうかと,予備を在庫しておいて良かった.
ブラケットゴムも削れているので交換が必要だが,スモールパーツ発注が必要なので,次回の注文時になるだろう.
フロント側シフトのアウターワイヤーが変形していたのでついでに新品に交換.
以上の工程で,ほぼゼロ円で完全に修理が完了した.
フレームが無傷だった事と,ハンドルが矯正出来たのは大きい.
後はブラケットゴムだが,こんなもん,数百円程度のものだし.
あと,DH バーは外してしまった.そもそも必要性にも疑問があったので,今回の一件があっては当然の決定か.
どうせ空気抵抗は下ハン持った時と大して変わらない.DHバーの方がちょっと楽で,そしてかなり危険というだけである.
落車した事よりも,DH バーを外して 550g 軽くするきっかけが出来た事の方が嬉しかったりする.
次に DH バーを付ける機会があるとすれば,それは競技をはじめた時で,そしてモノは Syntace の製品を選ぶ事になるだろう.