色々なチャーハン
裏話
ところで私,実は調理師学校卒でして.中国料理専攻でした.
某BMで7年くらい,某OSで2年くらい鍋振ってました.
あの忙しい戦争みたいな日々は今でも夢に出てきます(軽くPTSD).
チャーハン用の飯を中華だしでサラダ油入りで炊くのは,某OSでやってましたね.
あの頃はチャーハン専門の台に立つと, でっかい鍋で一日中 チャーハンばっかり焼いてたものです.
また鍋の種類が BM と違うんだこれが.
BM は広東鍋で,OS は北京鍋なんだけど,鍋の持ち方から振り方まで違うんで,技術的に流用が利かず,最初は苦労しました.
ちなみに,OS は,職人の腕によって,チャーハンの質がものすごく違うかも知れません.
私の考えでは,現代的な中華は,油っぽくなくサラっとしていなければならない.
しかし,意識の低いバイト君がやると,これでもか!って油使ってギットギトになるんですよ.
気化温度?は?なんすかソレ? みたいな感じ.
私クラスになると,入店してきた客の顔を一瞬見ただけでどうゆうチャーハンを求めているのかが解ったものです( 嘘度120% ).
ちなみに BM だと,兵庫の本部から半完成品のチャーハンがパックで送られてくるので,大して違いは生まれない.
何から何まで半完成品が送られてきます(末期にエライさんが変わってオペレーションがファーストフード化して大量閉店する以前).
しかし,オペレーション上,客足の予想が外れると,発注ロスの量がものすごい. 廃棄の量がサンタクロース五人分くらい あった.
その点,OS は,各店舗で仕込みからなにまで全部やってるので廃棄は殆ど出ませんでした.
次回は「家庭で出来る,水っぽくならない麻婆豆腐」をお届けします.
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