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家庭で出来る「水っぽくならない麻婆豆腐」
誰でも家庭で簡単に出来る水っぽくならない麻婆豆腐を元本職がお伝えします.
材料.
豆腐,ミンチ,香味野菜(ネギ生姜にんにく),豆板醤,甜麺醤,中華だし,醤油,ごま油,粉山椒,片栗粉.
中華だし,豆板醤,甜麺醤,醤油を合わせ調味料にしておく.
水溶き片栗粉も用意.
ここ重要.サイコロ大に切った豆腐は あらかじめ下茹でしておく .
麻婆豆腐が水っぽくなるというのは,あとから豆腐の中から水分が出てくるからである.
じゃあその水分が出てこなくするにはどうしたらいいの?という話なのであるが,要は 豆腐の中心部まで完全に加熱してしまえば良い .
某BMではプラスチックのザルに開け,電子レンジで加熱していた.
香味野菜を炒める(油に香りを抽出).
本来はトーチとゆう,豆を発酵させたものを使うが,普通のスーパーではまず手に入らない.
味は 個体の醤油 って感じなので,合わせ調味料の中に醤油を入れておけば,無くてもまあ問題ない.
麻婆の麻婆らしい味は甜麺醤と豆板醤でほぼ確定してしまっていると思う.
ミンチ投入.
普段は肉は食べないのであるが,さすがに麻婆豆腐で肉が入ってないと「フラメンヘラさんよぉ, 肉のない麻婆豆腐なんて,麻婆豆腐とは呼ばねーんじゃねえか? 」と言われかねないので.
合わせ調味料と下茹でして水切りした豆腐を投入.
この段階でも豆腐の中心まで火が通る様に これでもか! というほど加熱する.
自信があるなら,下茹で不要でこの段階だけで完全加熱しても良い.某OSではそうしていた.
水溶き片栗粉でとろみをつける.この量に対してはこれくらい(要:微調整).
山椒をアホほど振って完成.
個人的には,麻婆豆腐のピリ辛さは唐辛子よりも山椒の辛さだと思う.
本来は花椒とゆう中国産の山椒を使う.
味は似て異なるものではある.そもそも種類そのものが違うのだが,例えて言うならば,緑茶(日本産)に対する紅茶(花椒)みたいな感じ.色もそれぞれそのものズバリ緑と紅茶色である.
日本の山椒ではピリ辛さが足りないとされているが,私の考えでは,日本産のものにも風味豊かでピリっと辛いものはある.
花椒は,決して嫌な味ではないのだが,食べ慣れていないのもあって日本人の口に合うのはやはり日本産のものだと思う.
20分くらい経過.
冷めきってしまうまで敢えて放置してみましたが,この様に最初のとろみ具合が維持されているのがお分かり頂けるかと.
以上,参考になれば.
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