目次
私のDTM環境を全部紹介するよ!(DIYあり)
アルバム制作に使う機材や環境等を紹介します.
主に Rock の所有(または所有してた)機材がメインです.
全景
ラック型オールインワン・スタジオ・システム「カタパルト」の完成後,それをさらに改良しました.
一番の目玉は,自作したカホンでリズムトラックも生録が出来る様になった事です.
「最低限必要なものを最小の環境で」が私のテーマです.
小さい人間には,小さいシステムが良い.
追記:
最近構造をだいぶ変更した(写真右).ミキサーを天板に埋め込み,隣にノートPCを置ける様に幅を広く,モニター台を低くした.組んだ直後の頃と比べると,よく解ると思う.
ミキサー
- 詳細は こちら.
ケーブル
要らなくなると売り,足りなくなる度に何度も自作してます;
最初はスイッチクラフト,カナレ等のプラグ,ケーブルは BELDEN 8412 を中心に,用途によっては 9395 を使用,半田は KR19 を使用してました.
ヒストリーと比べても優るとも劣らない良質ケーブルが,これだけの量でだいたい約一万円で出来ます.
が,もっと安くても出来ます.Clasic Pro のプラグに カナレの GS6 がお勧めです.
ぶっちゃけ上記のプラグはスイッチクラフトより安くて良い.GS6 は,BELDEN とは確かに音が違う.けど,悪い音でもない.
何より 8412 より段違いに加工がしやすい.
14/05追記:
ほぼ全てカナレに移行しました.
自作マイクWM-61A
- こちらに移動しました.
ギター
1969年製田村廣
フラメンコギター.
高知の製作家で,すでに他界しており,数々の伝説だけが残されている,知る人ぞ知るギター.
約45年間ノーメンテナンスで無傷で生き残っており,いまだに素晴らしい音がする.
所謂「白」だけど,さほどエッジが立っている訳でもなく,良くも悪くも両用的で,独奏には向いていると思う(個人的意見).
エレクトリック化にあたっての条件は,当然「非破壊」である事が最重要なので,ピエゾ+コンデンサ+ミキサーの回路を自作し,サウンドホールから取り出す事に.
接続は3端子で,電源は外部供給(プラグ付近の9V電池).鳴りを殺さない様,本体側をなるべく軽くしたかった為である.
こんなケーブル使ってる訳で,想像出来ると思うけど,凄くノイジーです.でも,音響もクソもない劣悪環境なら問題なし.
要はストリート専用.レコーディングならちゃんとマイク立てるし.
フェニックス1号
ジャンクから自作したストラト「フェニックス一号」です.
シングルは当然,ハムの音からブライアンメイチックな直列フェイズサウンドまで,エレキの音なら何でも出せる.
部分的なフレットの摺り合わせと回路ショートの修理はしたけど,機能や仕様は組み上げた後からまったく変更しておらず,これで完成です.
トレモロブロックがダイキャストなので,鉄ブロック化する計画とか一応あるけど,まあ次回のリニューアルの時でも良いし.
基本的にEギターはこれ一本でどんな曲でも大丈夫です.
ピグノーズ
黒はアニバーサリーモデルで,最初これを手に入れた.
が,結構なプレミア付きで,日常使うの勿体ない気がして,ストックのまま売ってジャンクな通常モデルを購入,改造した.
改造点は,軽量化,RCヘリ用リポバッテリー使用,DCジャックの国産化,背面のアウトプットジャックを使用する時の為に,スピーカーオフスイッチ追加.
「本物のチューブの音をTV程度の音量で」出せる唯一のアンプだと思う.
しかも,このアンプの良い所は,電圧を変えても音質が損なわれない事.
6V(家用),9V,11.1V(屋外用)を使い分けてます.
エフェクタ−
ZOOM MS-50G
50種類のコンパクトエフェクター(それぞれ実在品のコピーモデル)がこれ一台に凝縮されている.
操作もマニュアル要らずで直感的に全ての操作が可能.
6種類まで同時使用可能で,マルチエフェクターとしても使える.
散々色々使ったけど,これが究極の完成形でしょう.
カホン
右は製作直後の写真.
これは,箱の形に作るだけなら,誰でも出来ます.
が,きちんと楽器として,ドラムの代替品として使える音にまとめるには,だいぶ試行錯誤があった.
トライアンドエラーを繰り返し,やっと完成したもの.
是非,次回作でサウンドをチェックして下さい.
ちなみに上に乗っかってるタンバリンは,ダイソー製.
足で操作出来る様に改造し,ややサスティンを押える為にミュートを追加した.
が,それが壊れたので,いまはウッドシェルの多少マシなの使ってる.けど,こんなもん,ぶっちゃけ何でも一緒.
んで,ストリートでも使いまくってて,もうボロボロ,幾度もの改造を重ね,もはや別物に.
具体的に言うと,シンバル内蔵,ササラ(疑似ハイハット音)両サイドに装備,角にカスタネット音,内蔵コンデンサ&ピエゾマイク,背面ドアでアンプ格納可能,などです.
写真ではピグノーズをいれてガラガラだけど,DA-5がキッチリ収まる様に設計してます.
ジャンベ
ストリートでやるのにはカホンでは音が小さいので購入.
どこにでも持っていけて便利(^^).
楽器メーカー(TOCA)製ではあるが,どこか民芸品的な工房に委託しているらしく,それほど出来は良くない.
よって,シェルを削り直し,すぐ伸びるダメな紐も破断張力1000kgの登山用ザイルに変更.
足にゴム(ロードレーサー用タイヤ)保護を追加,ヘッド保護用の蓋と専用のバッグを自作した.
アフリカ製の成人用トラッドジャンベ(ろくろさえ使わず斧一本で丸太から切り出されている)も何台も叩いた事があるけど,コレは音色そのものは一応トラッドと言える.
けど,皮が「なめし」なのでやっぱり違う.そして音量が圧倒的に小さい.と言っても「本物に比べたら」の話で,他の楽器の基準や「家用」である事を考えたらそれでもクソやかましいけど;;
ホイッスル
CLARKE 社の MEG ティンホイッスル,C管とD管.
D管の場合,D, Bm, G, Em などのスケールを演奏出来る.
って事は,E ドリアン,F フリジアン,G リディアン,A ミクソリディアン, C ロクリアンに対応可能だ.
この音色でこれらのモードを演奏すれば,ケルト音楽のみならず,なんらかの面白い効果が得られるところがありそう.
ハーモニカ(トンボ製/複音)も持ってたけど,音が「日本の郷愁」過ぎて使いどころが難しかったりする.
ティンホイッスルもどちらかと言えば郷愁な音色だが,上記の様に無国籍な感じにする事も出来て,奏法も割と簡単,幅広い音域を出せるし,ハーモニカより安い.
吹奏楽器も何かやりたいけど,トランペットやフルートまでは本格的にやりたくねぇよ!って人には非常にお勧め.
引退した機材等(もう使ってません!).
ウェーブドラム
コルグ ウェーブドラム オリエンタル.
プロモーションビデオは良かったのだが,実物はそれ程でもない.
まず,皮のテンションがそれほど生のパーカスっぽくない.テンションもさほど上げられない.
写真でいう上のほうにある半月状のセンサーカバーが邪魔で,実質8インチ相当に感じる.
皮の真ん中に埋め込まれたセンサーが触ったらそれと解って気持ち悪い.
確かに音色は現代的なアルゴリズムでそれっぽい音が鳴る.が,例えばジャンベとか,高音と低音の叩き分けは出来るけど,所詮はそれだけで,細かいチューニングは出来ない.
飽くまで,限りなくリアルに近いサンプリング音のトリガーにしか過ぎない.
サイレントドラムとして夜録音しようにも,生音はけっこうデカい.
そしてリムはスティックで叩かないとまともに音が出ず,センサー感度の調整だけでは全く対応不可能なレベルで,これは致命的.
極めつけは,20年前の機材じゃあるまいし,今日び2桁8セグLEDって,ふざけてるとしか言いようがない.
こんなもん,マニュアルを読まなくても使えて当然なのだ.
にも関わらず,マニュアル読まないとループの再生さえどうすれば良いのかわからない….
筐体は隙間だらけで電池を内蔵するスペースがいっぱいあるのに,AC専用である.
ぶっちゃけて言えば,未完成な楽器.だからこそ同じ筐体で内蔵音色だけ違う無駄なバリエーションが幾つも発売されてるのだ.ゴミである.
モニタースピーカー
モニタースピーカーは B2030 から NS-10M に変更.
やっぱりこっちのが良いです.別に音そのものが良い訳ではないですが.
オーヲタの友人から貰ったもの.
レストア品なのでいわゆるデファクトスタンダードなテンモニとは言えない.
それでもミックスはしやすい.
汚いコーン紙を隠す為に使われるこの塗装技,ハイが押えられて使いやすくなる,と言う人も居る.
遂に引退しました.理由:そこまで精密なミックスが必要な楽曲をやらなくなった為.
パワーアンプ
モニター用パワーアンプ.NS10M がパッシブだから必要.
とあるオーディオ誌のブラインドテストで,330万円のアキュフェーズより好成績を出した代物.
それはまあ,色んな意味でいかにもオーヲタが出しそうなテスト結果(笑)で,別に鵜のみにしてません.
単に小さくて安いアンプが欲しかっただけです.一万円也.
秋月電子通商で買った自作キットアンプで十分な事が判明.引退!
マイク
JTS というメーカーの PDM57 です.言うまでもなく SURE SM57 のコピー.某改造済み.
カホンを録る場合は,一本をサウンドホールに,もう一本を打面側からややオフマイクで狙ってます.
コンプレッサとイコライザで補正して,それぞれスネアとキックの音に仕上げます.
20年位かかって,自分が SM5* 系の音が嫌いだと言う事に気付いて引退!自作のコンデンサマイクのがフラットで使いやすいし(^^)
ギター
FST-65
73~74年製 FST-65 は以前のままでフルオリジナルです. 37歳になりました.
次回作は「ギター一本,ベース一本,カホン一台」に可能な限り拘りたいので,こいつは使わない予定だったけど,メンテして久しぶりに弾いたら自作ストラトと出音の差に愕然とした.やっぱり使います;;
最近,トレモロの不調に悩まされた.アームアップ時とダウン時で,戻る位置が違う.
とは言え,全体的には狂わないから,いつもアップで終る様にして使ってた.
ナットやテンションピンなどの摩擦係数を下げる努力をしてみたが改善されず.
要は,トレモロスプリングのテンション不足と思われたのだが,締めても改善せず,ダメ元でスプリングの数を3本から2本に減らしてみた.
するとどうだろう,ウソの様に直った!
これを理屈で説明しようとすると,以下の様になる.
スプリングは,延びれば延びるほど,元に戻ろうとする力が強くなる.
必要なテンションに対し,3本で相殺するのと2本で相殺するのとでは,スプリング1本に対して掛かる力が異なる為,3本の場合では十分な復元力が得られる程バネが延びておらず,結果的に必要とされる位置までブリッジが戻らなかったのである.
テンション不足なのだから,増やすべきと思いがちだが,逆に減らして直ったというケース.
うーむ,奥が深い.
遂に引退!金欠だったのと,そもそもエレキそのものをあまり弾かなくなった為.
アコースティックギター(フォークギター)
Forks という 70年代国産のフォークギター.
弟の友人の母親が粗大ごみの日に拾ってきたらしい(笑).
めぐりめぐって我が家に来て,少し弾かれてはそのへんに放置して埃だらけになる事を繰り返していた.
今回,それなりに本気でメンテナンスしてみた.
まず紛失したペグのブッシュを購入(送料込400円),ペグ自体も取り外してワイヤブラシをかけた.
次に,ボディ表面のFホール風の落書きとシールを除去し,ボディ裏に多く見られる,木地まで行った傷をアクリル絵の具で色合わせしてタッチアップし,全体をトップラッカー(200円)にして水砥ぎした.
フレットはボンスターで磨き,指板とブリッジ板にオリーブオイルを補充.
ブリッジを3ミリ以上削り落したが,弦高はこれ以上下げられず.
トラスロッドは回るが,締めても緩めてもネックはまっすぐである.ってか,弦を張っても張らなくてもまっすぐ.
つまり,ネックそのものの強度はある.
なぜ弦高が下げられないかというと,ネックの直線上はブリッジではなく,下駒とボディの境界あたりを指してる.
つまり,このギターの設計者は,弦高をなるべく下げようとか,そういう明確な意図そのものがなかった訳だ(笑).
これはこういうものだと割り切って,ローコード,コード弾き,そしてピック使用の三種の神器でジャカジャカやるしかない様だ.
弦はヤイリのライトゲージ(315円)を使用.全体として,音は,あんまり気に入らない.
ってか,鉄弦+箱のギターそのものが,必要性が感じられん.
何故箱モノに鉄弦を張る必要がある?所詮はアメリカ人が考えた(つまり,何も考えてない)ギターである.
私はこのギターに915円使ったが,こんなものに何十万も払うやつの気が知れません.
915円が語ってんな!と思われるかも知れないが(笑),いやいや,値段の高いか安いかではなく,構造そのものの事である.
生音だけならクラシックには及ばないし,音そのものがそもそも金属的過ぎる上,無駄に大きなボディで音量を稼ぐのも馬鹿げてる.
鉄弦を使う以上ピックアップで音を拾って増幅すべきだし,だったらエレアコがあれば十分である.
演奏性も極めて中途半端.カッタウェイを設けてハイフレットでの演奏性を上げる訳でもなく,クラシックの様に12Fで接合してる訳でもなく,中途半端に14Fでボディと接合してある.
トラスロッドのないクラシックなら解るが,トラスロッドを入れて14Fまでしか使えんのはどういう事か?
私の考えでは,300年のギターの歴史の中でも稀に見る完成度の低いギター,それがフォークギターである.
しかし,世間一般では,アコースティックギターと言えば普通このギターの事を指すし,店に行っても置いてあるのはこのギターだ.
Eギターと同じ感覚で弾けて,Eギターから持ち替えてもそれ程違和感がなく,それなりにアコースティックな音がするからだろうか?
普通に引退.やっぱりゴミはゴミだ.てかそんな長く使うつもりもなかったしな.
クラシックギター
ハードケース付きで 1,200円(+送料1,800円)で落札したクラシックギター,YAMAHA の70年代のモデル G-180A です.
クラシックギターは,Eギターに比べて人口が絶対的に少なく,しかも,やってる人はすでに良いギターを何本も持ってる為,入門モデルや古くて放置されたギターは投げ売りされてるのが実情である.
しかし,一流メーカーの製品が,二十年ほどハードケースの中で眠っていただけで使えなくなるとは,あまり考えられない.
全体がヤニか手垢で分厚くコーティングされており,土に帰ろうとしているかの様であったが,それらを除去すると非常によく鳴る様になった.どうやら汚れでミュートされていた様だ(笑).
最初は写真の様にゴルペ板が貼られていた.あればあるで機能的には良いのだが,角が落されておらず,少々雑な所があるからはがしてアリアの透明に交換する事にした.
しかし,そのまま力ずくで剥したら塗装まで逝ってしまうので,ドライヤーとスクレーパーとジッポオイルを使って慎重にはがした.
ゴルペ板から狙いが外れて表板に爪の跡がかなりある.ボディ裏にもかなり傷があって,それらをサンディングシーラーで埋めた.
が,音が変わる事を懸念して,トップラッカーにはしなかった.
ネックの状態も良く(とは言え奏法上,物理的限界点がある為,弦高はやはり高いが),素人には十分なスペックである.
もっと良いギターも欲しいが,ステップアップはこいつを 100% 鳴らせる様になってからだ.
半年くらいでこれじゃ物足りなくなって,本物のフラメンコギターを購入し,引退.
パワーベース
フェルナンデスの1972年製プレベもどき.
ラッカー化計画以後,長らくそのまま使い続けてたが,どうもプレベのモコモコ感が邪魔になる事が多くなってきた.
よく行われる改造としては,リアにジャズベタイプのピックアップを追加する方法があるけど,ボディをザグるのは嫌すぎるので,ピックアップを改造する事にした.
プレベは基本的にハムバッカーだけど,4,3弦,2,1弦で分離してる為,4芯で取り出す事が出来る.
こいつに回路を追加して,通常シリアルなものをパラレルで接続出来る様にしたもの.
ジャズベ風のあっさりサウンドに出来る様になった.
改造ついでに線材をベルデンに交換したけど,あり得ない程ハイが出る様になって,プリセットを大幅に作りなおす必要があった.
その後,8412の芯線で結線し直したところ,やや改善したが,これで完成とも思いません.
とは言え,出来る事はもうあまりない.パッシブではこの辺が限界かも知れない.
でもアクティブ系もいま求めてる音とは違う気がするし,悩みどころは何かと多い.
ダンカンに積み替えろって?それは Sans の音を捨てたのと同じ理由で避けたい所なんだなあ.
回路の写真は改造前のメモとして撮影したモノで,誰だか知らんがイモハンダですね(笑).
「オールマイティな一本を」という事であれば,ジャズベの方が良い筈.
なんでわざわざプレベを選んだかといえば,やっぱりこのシンプルな構造と見た目ですね.
もうメタルやらんと思うので引退.
アンプ
VOX VT15
チューブアンプを導入しました.
VOX と言えば UK なブライトサウンド専門な印象だったけど,こいつは最新のモデリングを備えていて,22種類のアンプモデルが選べて,マーシャルなどの音もそれなりに再現してくれます(チューブ感はどれも似てるが).
15Wと言えどドライブ感を得られる程度まで音量を上げると近所迷惑だから,標準装備のアッテネーターのおかげで小さい音でもチューブサウンドを再現可能.
エフェクターは独立リバーブに加えてコンプやコーラスやディレイなど一通り揃ってます.特に-12,-7,-5,0,+5,+7,+12度から選べるピッチシフターが素晴らしく,クリーントーンに薄く掛ければ倍音が増してまるで高級ギターに(笑).
サウンドそのものはデジタル領域で作ってます.よってセッティングを記憶出来るメモリを備えており,66プリセットに8ユーザーバンクです.
チューブなのはパワー段ですね.
最新のVC+ であればラインアウトにもスピーカーシミュレーターのサウンドが加えられるらしいが,こいつのラインアウトはダメダメ.まあそれをするなら V-Amp の方が優れてると思いますが.
デカいので売りました.電池で駆動出来るやつが欲しくて DA-5 に買い替えた.
ホイッスル
CLARKE 社の Celtic ティンホイッスル.
まだ使ってるけど,同社の違うモデルに買い替えた.
アウトボード
PX2000はアンバランス型パッチベイ.
ミキサーの入出力,エフェクター各種を全部ここに立ち上げている.
全チャンネルの半分を使用済み.
なにもパッチしなければ,しかるべき標準の状態で結線されているが,エフェクターを使いまわしたり,ルーティングを一時的に変えたい時など,これがないとやる気にもなりません.
V-Amp Pro は,言わずとしれた LI●E6 のパクりマシン.
音はそれなりに良いが,PC からの遠隔操作で使用可能になるマルチエフェクター部には,著しく音痩せするエフェクトも.
最近,GAMMARAY の機材の中に恥ずかしげもなくこの V-Amp がラックに収まった動画を発見した時は,思わず一時停止して確認しました.
「そんな馬鹿な…」と(笑).
写真無いけど,一番上には,エフェクターとは違うが,ETA PD-8L という電源ユニット兼ライトモジュールがある.
その昔 PD-9 というのを持ってて,AC アダプタが縦に刺せて互いに干渉しない点が気に入ってました.
またそれが欲しかったのだが,すでに生産中止.
家庭用の三又コンセントで「方向を変えてやる」事で,AC アダプタは互いに干渉しなくはなる.
機材を見直していくと,どっちも使わなくなった為,引退.
MIDIギターI/F,プリアンプ
真ん中は ART 製,チューブマイクプリアンプ.
カホン,ホイッスル,アコースティックギター,Eギターのマイク録り,ベース,ボーカル(ボーカロイド含む)などにかけると,自然で暖かみのあるサウンドになる.
左は Eベースを MIDI に変換する装置(B2M).
最新の I2M とは違い,これ単体で使える.設定はピッチベンドを出力するかしないかのミニスイッチのみ.
どっちも不要になったので引退.
ミキサー
この15年来私の相棒であり続けた MACKIE 1402-VLZ です.
最近分解してフェーダー近辺に混入したゴミなどを掃除した.
フェーダーやつまみ類には問題はないけど,上部とメインセクションのスイッチ類がNG.
ってか,これは購入後1~2年で問題が発生していて,スイッチに不良品ロットが紛れ込んでいたとしか思えない.
ちなみにメーカーから純正部品が手に入る為,基板からスイッチをひっぺがして新品に交換してやる予定.
最近のミキサーは,ワンノブのコンプや空間系エフェクターやオーディオインターフェイスが搭載されていたりする.
MID スウィープなイコライザも欲しいし,正直買い替えたい.
が,修理に成功すれば,たぶんまだ使い続けると思う.
と思っていたが,O1X を安く導入出来た為,遂に引退!
エフェクター
右のTO800は某I社のチューブスクリーマーのコピー品.
左の AM-400 は,エレキギターをアコギサウンドに変える魔法の小箱.
ある時,BOSS の公式サイトでエフェクターを見ていたら,AC-3 なる凄いヤツを発見.
こんな素敵エフェクターを,ベーリンガーがコピーしない筈がない!って事で探せばやっぱりあった(笑).
プラグインで似たようなの見付けたのと,アコギそのものをメンテして使える様にし,速攻で引退.
ベース用アンプシミュレーター.某S社のコピーモデル.
何を刺しても,誰が弾いても,ベース側のコントロールがどの位置であろうが「その音」しか出ないという,これもある意味魔法の箱.
あまりの魔法っぷりに購入後30分で飽きた.が,V-Amp でプリセット作るのに,音の基準として参考に出来たのは大きかった.
言葉にするのは難しいけど,ソースの様なコッテリ風味が嫌で不採用に.
Sarinにギターケースと交換してもらったDOD(^^)
定番の改造を施した.
すなわち,トゥルーバイパス化,LED追加,DC9Vジャックを国産用に.
某Z社の Super Hard On コピー自作品.
もう何個も作った.そして殆んど全部は売った(–;;
だいぶ前のエフェクター
もう全部売ってしまったんだけど,写真が残っていた分だけ紹介します.
- Alesis DM-5:
このドラム音源は結構優秀で,ピッチを微妙にずらして生っぽさを高めてくれる.が,ランダムピッチに対応している音色が少ない.
ヴェロシティに応じて(たぶん三段階くらいの)波形を備えているが,あまり役に立っているとは感じない.
ロータリーエンコーダーとプレビューボタンの操作感は最悪です(笑).前者はクリックが硬すぎて誤動作し,後者はヴェロシティの入力がおもいっきり小さいか大きいかのどちらかしか出来ない.
音自体は悪くないが,音作りの幅の点で言えば,ピッチくらいしか修正出来ないので,別のところで紹介している DR-660 の方が優秀だし,キックの音色が少なすぎる.パーカッションを全て削除してでもこの辺は充実させて欲しかった.
あと,パッド入力,全部いらんよ….これ全部 AUX アウトにして欲しかった….
結論としては,やっぱり最近のソフトウェア音源にはかなわない. - KORG NS5R:
中段の白いハーフラック.引退前の時代に Sarin が買っていて倉庫にデッドストック(?)されていた.
音源というよりはシンセに近く,音色を作ってこそ真価が発揮される.でも ROM 容量は 8MB しかない為,さすがに GB クラスの波形を備えた最近のソフトウェア音源にはかなわない(笑).
しかし,GS と XG の音色マップを持っていたり,Wave Bluster 互換の拡張カードが搭載出来たり,電源が内蔵でラジカセ等の汎用ケーブルで動作したり(実際,Sarin から回収した時には電源ケーブルは紛失していた),ハーフラックのくせにロータリーエンコーダーが搭載されていたり,なかなか見どころのあるやつである. - BOSS NS-50:
昔使っていたコンパクトの NS-2 にするか迷ったが,ラック前提でこのモデルに.
ストラトでメタルやるなら必須のノイズサプレッサー.性能は… NS-2 と同等かそれ以上です. - BOSS CL-50:
もう十年以上も前に,カセット MTR へのギターライン録りの為に俺が買って,takeyan ちに保存されていたもの.
その昔,スタジオではキャノン仕様に改造されたものが設置されたりした位で,性能は悪くない.非常に素直な利き具合.
しかし,チューブでもなく,ステレオでもなく,マルチバンドでもないのは,この時代には生き残れない(笑).
あと,アダプタが AC12V の独自コネクタ形状ってどうなのよ….すでにこのコンプ一台の為に,takeyan と俺で専用アダプタを三個も買い替えている(笑).
その昔のギター
その他,記憶にある限りのメーカーモノとしては,レスポールカスタム,レスポール Jr, B.C.Rich のモッキンバードなどを持っていた気がするが,写真すら残ってませぬ.
ケーブル
コンパクトで組んでいた時に使っていたヒストリーのケーブル. たかがケーブルのくせに,これだけで三万円くらいした. さすがに音はその辺の安物ケーブルとはまったく違い,当時はそれでも満足してたけど. |